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大手3社を経験後、atama plusというスタートアップに入社したら仕事が楽しくなった

こんばんは、atama plusでエンジニアをしているゆきです。8月で入社してから3年経つようです。早い。

実はボクにとってatama plusは4社目の会社です。そしてそれまで渡り歩いてきた3社は全て、従業員数で言うとグループ合わせて10000人を超える大企業ばかりでした。
そんなボクが、当時20人足らずのスタートアップであるatama plusへ転職する、という選択肢を取った経緯を赤裸々にお話ししたいと思います。

スタートアップが最高だ、というつもりは一切ありません。
ただ、ネット上には大企業からスタートアップへ転職することへの不安を煽る記事が多く存在するので、このnoteがそれを見て心配になってしまった方への一助となれば幸いです。

お前は誰?

まずはボクの経歴を軽く紹介させてください。

「とりあえず大手へ」という思いで、新卒で大手のグループ社員向けのシステム開発を担う会社に入社しました。そこで3年ほど経験を積み、社内に閉じずもっと広いユーザの利用を見越したシステムの開発経験を積みたいと思い、BtoB向けシステム開発事業を行っている同じ規模の会社へ転職しました。

1社目ではシステム開発や大規模開発を1から学び、2社目では2つのwebサービスのPMを担当し、チームとしてよりよいサービスを育てることを経験しました。
PM職は2年ほど経験しましたが「自分で手を動かしてモノを作りたい」という気持ちがあることに気づき、大手SIerの会社へ転職しました。そこではSESとして、常駐先のsansanにてwebサービスの開発を担当しました。
ここまでがatama plus入社前までの概暦になります。

ボクにはよくある「世の中の○○を変えたい!」という強烈な想いがあるわけではありません。(あれを掲げられる人、すごいですよね)
楽しみながらモノづくりをしたい、そして作ったものが誰かのプラスになると嬉しい。ボクにあるのはこの2つの想いだけだったりします。

「自分が楽しめる仕事」の正体を長年なかなか掴めずに苦労しましたが、複数社を経験する中で、
・自らモノづくりをすること
・自社のサービスを育てていくこと
の2つがその主軸なんだと分かってきました。

これに気づいたタイミングで声をかけてもらった企業の1つがatama plusでした。
当時は20人に満たない小規模な会社で、エンジニアが自由に働く社風は、これまで大企業ばかりを経験してきたボクにとって衝撃的だったことを覚えています。(今の規模になっても当時から続くカルチャーに支えられて自由さは変わっていませんが)

atama plusという会社を知れば知るほど、「プロダクトファーストな考え方と目指すべきミッションには、ボクのやりたいこと全てが詰まっているなぁ」と感じずにはいられませんでした。

大企業からスタートアップって怖くない?

スタートアップへの転職について、怖くなかったかと聞かれることが今でもあります。正直に言うと、怖かったです。
結婚していたため、「大企業からスタートアップへ転職したら生活が不安定になるのではないか?」と懸念もしましたし、当時の上司に転職の旨を伝えた時に、経営基盤や大手とスタートアップでのスキルギャップを心配もされました。

当時のボクからしてみれば、従業員20人弱というのは未知のフェーズの会社です。
スタートアップ企業は早い段階で資金が尽きやすく、生き残れるのはごく一握りという情報もよく目にしていました。
そしてスキルも、これまでと同じweb系とはいえ、経験言語などが完全にはフィットしないことも分かっていました。
「少数精鋭の現場では1日目からPull Requestを出して成果を求められるのでは?」
「即戦力にならなければ切り捨てられるのでは?」
という風に、求められるものに応えられないかもしれない不安が募りました。

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ただ同時に、これらは全て「知らない」という事実から来る感情だということに気づきました。
そこで思ったのです。知らないのであれば、いっそのこと全部聞けばいいじゃない、と。

どうやって不安を解消したん?

まずスキルセットについては入社前に直接会って確認しました。
自信満々な様子を見せないと失望されるのではないかという心配もありましたが、質問に真摯に回答してくれました。
・atama plusは、純粋にミッションに共感して働く人を求めていること
・なんでもできるスーパーマンを求めているわけではないこと
・現在のフェーズにおける会社としての戦略、考え方
これらのことを丁寧に伝えてくれ、他にも心配なことはないかと、会話の中で解決しようと働きかけてくれました。

不安や疑問があれば、まずは話してみる。どんな内容であろうと笑う人もいなければ、評価を気にして疑う人もいない。これらはatama plusのカルチャーとして、今でもとても素敵だなぁと思っています。

またatama plusの経営基盤は、毎月開かれる全社会議(’アタマ会議’と呼ばれている)にて財務状況が全てオープンにされています。
資金調達の戦略、キャッシュの使い方、ビジネス戦略などなど。
大手に在籍していた頃は開示情報で一方的に知るのみだった内容が都度全社員に伝わっており、オープンなカルチャーはこのようなところからも見受けられます。

このように、不安に思うことは全て聞いて知ることで解消されていきました。

社風ってどんなん?

もうすぐ入社してから3年が経過し、人数も20人弱から160人へと増えました。
人数が変われば組織もどんどん変化していきます。
一方、ミッションに共感してくれる人が集まって会社が大きくなっただけで、ミッションドリブンなカルチャーは何も変わっていない、とも感じています。

ボクはatama plusに入るまで、大抵の企業が謳っている「ミッション」や「バリュー」をさほど意識できていませんでした。
これらはatama plusのカルチャーの大元であり、atama plusにおいて全ての意思決定はバリューの「Wow students」が実現できるかが判断軸となります。
それが全社的に体現されている証拠として、社員の日常会話の中でこの言葉を聞かない日はありません。

これから人数が拡大していていき、社内体制の変化を伴うにあたっても、根幹にある「Wow students」への共感ベースは変わらないと思います。

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これを見ている皆さんは、今所属している会社のミッションやバリューを空で言えますか?
また、それらが社内の会話で至って普通に飛び交っている様子を見たことがありますか?

atama plusで働いてどう?

先ほども書きましたが、ボクが入社した当時から従業員数が約10倍になりました。
20人の会社、50人の会社、100人の会社、150人の会社、200人、300人、1000人、そしてそれ以上・・・おそらく全てにおいて同じ働き方はできないと思います。

急成長するスタートアップに身をおくと、そのスピード感は時に目まぐるしく感じられますが、同時にチームとしてレベルアップしている体感を日々得られるので飽きることがありません。
会社やチームが大きくなりどんどん変化していく様は、当事者から見ていると特に面白いもので、大手にいたままでは体験できなかったものだと思います。

プロダクトサイドのメンバーは「生徒にもっと良いものを届けるには」「もっと早く届けるには」を日々真剣に考えています。atama plusはそんなプロダクトファーストな考え方を無邪気に実践している集団です。
全社で1チームだった開発チームは2チーム、3チームと増えていき、デュアルトラックアジャイルを実践し、LeSS(Large Scale Scrum)を実践するという変遷を経てきました。
また、全員がフルスタックエンジニアとして活躍していたころから、少しずつ各自の得意を発揮できるようSRE部門を作るなど分業するようになってきました。

▲ボクも答えているスクラムチームの自律的な体制変化の歴史のインタビュー記事

これらは全て「Wow students」を実現するための最短コースを模索してきた結果です。
今日正解だったものが明日正解とは限らない、そもそも正解なんて存在しない、ということを全員が理解しているので、現状に満足せずより良くする活動を継続しただけです。
この活動の中では、1つの大きな変革よりも小さな失敗を重ねて学ぶリーンな改革が強いことを身をもって体験できました。

そんな優秀な(信頼し、尊敬し、謙遜できる)仲間と働く環境はとても刺激的で、ボクより若くして入社したメンバーを羨ましく感じることもあります。
もっと早く彼らに出会って一緒に働きたかったと思います。

ちなみに、人は足りてる?

atama plusはスタートアップだから募集人数が少ない?と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
プロダクトに関わるエンジニア、デザイナー、QAはもちろん、全ての職種で仕事はあるのに人が足りない状況が続いており、絶賛募集中です。
いずれの職種もやみくもに人員を増やして規模を拡大したい!というわけではなく、やりたいことを実現していくために純粋に人が足りていないという状況です。(いやほんと、助けてください)

実際に転職した立場からも大手からの転職先としてスタートアップは有力な選択肢であると実感していますし、実際に携わってみて今の拡大フェーズは一番楽しい時期でもあります。
そしてその楽しさの渦中に新しい人を迎える準備はバッチリ出来ています。

ボクが入社したころもオンボーディング(入社後の社内研修のこと)を先輩社員が1番の優先チケットとして捉えて動いてくれていました。今でもこの姿勢は変わりませんし、オンボーディング内容も日々改良され続けています。

atama plusのビジョンに共感し仲間になりたいと望んでくれる方、またそのような方にお心当たりがある方はぜひご一報ください!
一緒に楽しみましょう!

▲採用サイト

▲3分でわかるatama plusのエンジニア資料

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