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なぜデキる男は顎に手を当てたがる?顎の役割から推理してみた

西野亮廣さんの写真を見て気づくこと

西野亮廣さんの写真を見て気づいたことがある。この人、いつもアゴに手を当ててないだろうか?

これとか

これも

触り方違うけどこれも、

相方の梶原さんといるときも、西野さんはアゴに手を当てている。もちろんこれ以外にも「顎当て写真」はたくさん見つかる。

できる男の写真は、アゴに手を当てるポーズが多い

西野さんに限らず、実業家やサラリーマンのように「できる男(風)」はアゴに手を当てている写真が多い。このnoteに使用した画像がまさにそうだ。「できる男」っぽい写真は、あごに手を当てた写真が多い。いやあごに手を当てているからこそ、「できる男」のように見えているのかもしれない。

なぜ「できる男」は、あごに手を当てるのだろうか?気になったので、真相を探ってみよう。ただ「顎に手を当てる 心理」と検索するだけでは面白くない。そこで、アゴ(下あご)の身体的部位としての役割から、あごに手を当てる人の心理を勝手に推測しようと思う。

下アゴの先端「オトガイ」には4つの特徴がある

下アゴの先端には、とてもオシャレな名称が与えられていると判明した。それが「オトガイ(頤)」だ。オトガイとはアゴの先端部分を意味し、英語ではchin(チン)と書く。このオトガイには、いくつか印象的な特徴がある。

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参照:おとがい/Wikipedia

特徴1:ヒトにしか存在しない「進化のシンボル」

実はオトガイ、ヒトにしか存在しない部位らしい。ヒトの進化の過程で生まれた部位のようで、「進化のシンボル」と考えられている。

長年の間、なぜオトガイが生まれたか分からなかった。しかし2015年のアイオワ大学の研究により、オトガイは偶然生まれたものだと分かったという。つまりオトガイに特別な役割はないけれど、進化して登場した部位なのだ。

話を「顎に手を当てる人」に戻そう。この場合、下あごは「特に意味はないけど進化のシンボル」だ。そこに手を当てているということは、こんな意味があるんじゃないか。

意味があろうとなかろうと、「進化」を肌で感じたい。 と。何だかそれっぽい。笑

特徴2:ヒトの急所

アゴは、ヒトの急所として知られている。

格闘技では、アゴを狙ってプロレスでは、アゴに攻撃を加える技は「チンクラッシャー」と呼ばれる。ボクシングでは、下からこぶしを突き上げるアッパーカットは、基本相手のアゴを狙って行われるらしい。だからこそ、ボクシングではアゴを引くよう教えられるという。強打すると脳震盪を起こす可能性もある、危険な急所なのだ。

できる男は、この急所に手を触れている。つまり、カッコつけても急所は守ろうとしているのではないか。できる男には、きっと守るものもたくさんある。だからどんなに冒険しても、急所だけは守ろうとしている姿勢の表れではないだろうか。

特徴3:おしゃべりの証

「おとがいが落ちる」「おとがいを叩く」という言葉をご存知だろうか。どちらもよくしゃべる有様を示す慣用句だ。東海道中膝栗毛などで使われており、おしゃべりをネガティブにとらえた「減らず口」を意味している。よくしゃべると下あごが動くので、そこから来ているのだろう。

おしゃべりの証であるオトガイに触れるポーズは、ひょっとしたらオトガイの動きを抑える効果があるのではないか。いまやちょっとした失言がSNSで大炎上し、地に堕ちる可能性もある。そのためアゴに手を当てて、「しゃべりすぎるな、俺!!!」と自省する意味があるのかもしれない。

特徴4:汗と涙の出口

あまり考えたことがなかったけれど、汗や涙は下あごを伝ってポタポタと滴り落ちる。アゴは「汗と涙の出口」になっているのだ。何だかカッコよくて素敵な表現だ。

生理的な原因を除くと、汗は苦労しているとき、涙は悲しい時や嬉しい時に流れるものだ。汗や涙は努力の証であり、人間らしさをみせるツールでもある。汗や涙がポタっと流れる瞬間は、その人の弱さが見える場面でもある。

そんな下あごに手を当てて隠す仕草には、自分の弱さを隠す意味があるのではないか。どんなにつらくても、どんなに大変でも、決して汗と涙を落とさない。そんな強い決意が込められたポーズとも考えられる。

「顎に手を当てる 心理」でググって答え合わせしてみた

以上、やや無理があるけど(笑)「なぜ顎に手を当てるのか?」を推理した結果だ。何となく「できる男」に通じるところがある。

・進化を肌で感じたい
・カッコつけても急所は守る
・「しゃべりすぎるな、俺!!!」と自省する
・自分の弱さを隠す

せっかくなので、「顎に手を当てる 心理」でググって出てきた記事で答え合わせをしておこうと思う。

顎に手を当てる人の心理10個
・自分が好き
・人を従わせたい
・自分が1番になりたいと思っている
・考え事をしている
・見栄を張りたい
・注目を浴びたい
・無理をしてでも自分をよく見せたい
・怖いと思っている
・冷静さを保ちたい
・焦っている

急所は守る=怖いと思っている、自制する=冷静さを保ちたい、自分の弱さを隠す=見栄を張る  と考えれば、そこそこ当たっているかもしれない。

たまにはググるから離れて、じっくり考えてみるのも楽しいな。今度自制したい時、自分の弱さを見せたくないとき、怖い時には、アゴに手を当てて落ち着くようにしたい。

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