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住む家に「いい景色」は必要?

空気がよく澄んだ日には、自宅から富士山が見える。寒くなってきてから、2日に1回は見れるようになった。

朝起きたらリビングのカーテンを開け、富士山が見えるか確認する。富士山が見えていれば5秒くらい眺め、その写真を夫や母に送る。

特別富士山に思い入れがあるわけでもない。朝富士山を見なくても、テンションが下がる訳でもない。富士山に関して「日本一高い山」「めでたいもの」くらいの知識しかないし、そもそも富士山に登ったことすらない気がする。

それでも家から富士山が見えると、特別感が味わえて、なんだか楽しい気分になる。

家を探す時、夫の要望で「景色がいい場所」ばかり探していた。ある不動産屋の男性は「景色なんて見ませんよ」なんて言ってて、わたしも景色の良さは全然求めてなかった。でもいまなら、景色にこだわった夫の気持ちがちょっとわかる。

富士山、いいなぁ。会社からは結構離れた場所にあるけど、この家に住めてよかったと思える。

自宅からいい景色が見えるのって、案外いいですよ。

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