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VALORANTのルール知らないけどVCT Masters 2022を観戦して思ったこと
2022年4月24日、日本代表ZETA DIVISIONが世界3位、アジア1位という前人未踏の快挙を成し遂げた。
私は今回の大会が始まるまでは、valorantの知識はほとんどなく、試合経験数戦、キャラの名前と武器の名前が少しわかる程度であった。
しかし、esportsの大会には前々から興味があり、日本のチームがvalorantで世界大会に出るという情報を知り、観戦をした。
私がesportsに限らず、何かの試合を観戦するにあたって必ず必要だと考えていることは、応援するチームを決めることと、どんな選手がチームにいるのかを知ることだ。
応援しているチームが活躍すれば応援にも熱が入り、楽しいし、選手の得意とするプレイを見ることができれば、さらに観戦が楽しくなる。
さて、今回のVCT Masters 2022の応援するチームはもちろん日本代表ZETA DIVISION。注目する選手は、キャプテンのLaz選手だ。
私が調べたときにはLaz選手は人気、実力ともに評価されている選手だったため、試合で大暴れする好戦的なエージェントを使うのかと想像していたが、大会ではエリアをしっかりと守るようなエージェントを使用していて、驚いた。しかしその人気、実力通りのエリアコントロール力をLaz選手は見せてくれた。人数不利の状況になったとしても、「Laz選手がいるから何とかなるんじゃないか!?」と思わせてくれるような頼もしい選手だと思った。
私が実際に今日の3位決定の瞬間まで試合を観戦してきて感じたことは次のようなことだ。
valorantの戦い方の知識がついた
選手との距離が近いように感じた
まず、大会観戦前まではキャラクタースキルの効果や使うべきタイミングなんて全く分からなかったが、今では「このマップのこの場面ならこのスキルやアルティメットが強そう」などと、少しずつ分かるようになってきた。
観戦を通して、valorantの知識が身についたため、自分でもこのエージェント、戦術を使ってみたいと思うようになり、今まであまり自分ではプレイしていなかったが、積極的に遊んでいきたいと思うようになった。
次の選手との距離が近く感じたというのは物理的な意味ではなく、ZETA DIVISIONの選手やコーチたちが、過去に配信や動画をyoutubeなどにアップしてくれていたため、選手やコーチが普段どんな人なのかを知ることができ、より親近感を得ることができたということだ。
特にアイスランドへの道のりや、到着してからの様子を撮影した動画を視聴した人は多いのではないだろうか。
これはほかのスポーツではあまり見られない取り組みだと思うし、応援する側がまるで一緒に大会に臨んでいるような気持ちになることができて、とても面白かった。
今回のVCT Masters 2022を通して、選手たちが快挙である結果を残してくれたのは日本esports界にとって希望といえる。しかし、私は、ZETA DIVISIONが残した功績はそれだけでなく、esportsの観戦はこんなにも楽しく、一体感のあるものであると実証し、世の中に広めていったことも大きな功績であると観戦して思った。
今後も様々なタイトルで日本が活躍する未来が楽しみであると同時に、日本esports業界の更なる発展が楽しみである。