自分を実験台にインプットしたハリウッド映画の脚本術を使って脚本を執筆してみる⑤テーマはあなたの〇〇から生まれる!
*この記事はまだ執筆途中です。〇ここから下書き(自分用)と書かれいてる部分までを読んでいただくか。完成後につぶやきを発信するのでそれまでお待ちください💦
〇前回までは・・・
僕が学んだハリウッド映画で使われている脚本術を皆さんにシェアしながら実際に執筆する様子も発信しております。その過程で小説、脚本など物語を書くことに興味のある人のお役に立てたり、脚本が映画になるまでの裏側を皆さんにお届けできればと思います!
その前回の記事はこちら↓
https://note.com/yukiwasaki/n/nb29eb1ecd52c
〇こういうお悩みをお持ちならこの記事をぜひ読んでください
・「テーマ」が何かを説明できない
・物語の書き出しで何から始めていいか困っている
・視聴者の心に残るキャラクターを作りたい
それでは始めていきます。
〇あなたの物語の原点となる「テーマ」
どうも、母親から夢なんて諦めて実家に帰ってこいという言葉に全力で反抗しているいわさきゆうきです。
本日は改めて「テーマ」についてのお話をしたいと思います。なぜ「改めて」なのかと言いますと、1か月ほど前に自主的に脚本を書こうとした時にテーマに関する記事を書いたからです。
そのまま作品を書き続けるつもりだったのですが、ラッキーなことにチーム内でこのような企画が持ち上がったので0からもう一度、本作りをしているのでテーマについての記事を書いております。しかし、僕自身ももう一度、テーマについて勉強を深めたので前回よりも濃い内容の記事を書くことを目指します!
Q:テーマとは何か?どうやってテーマは観客に伝わるのか?
A:「エンディング」です
まず「テーマ」という言葉を明確に定義しましょう。僕の中でのテーマの定義は・・・
作者が物語を通して観客に伝えたい人生の教訓、です。
そして、テーマはどのようにして観客に伝わるのでしょうか。脚本コンサルのジェフキッチン氏によるとテーマとは「物語で起きている事件がどのようにして解決したか」で決まるそうです。例えば困っている人を助ける目的で主人公が孤独に敵と戦っていた時に仲間の助けがあったおかげで勝利を遂げることができればきっと観客である僕たちは「仲間のサポートって大事なんだな」と思うはずです。
ですので、テーマを決めたらまずはエンディングから書きましょう、ということはジョーントゥルビーさんが書いた「Anatomy of Storyで」でも書かれています。いわゆる逆算思考というヤツです。
ハリウッド映画におけるテーマの実例
・スパイダーマン:大いなる力には大いなる責任が伴う
・ナイトクローラー:資本主義においては他者を冷酷に排除し、己のために努力できるものが成功する
・ジュラシックパーク:テクノロジーの進歩は人類の発展のためにあるべきであって人間が神の真似事をするためにあるのではない
などあります。
みなさんが好きな映画のテーマはなんですか?もしコメントをしていただければ必ず返信しますのでぜひ教えてください!
クリエイティブさは書き手であるあなたの個人的な体験の深度に比例する
はい、テーマの定義と伝わり方は分かりました。では、僕がこれから書こうとする作品にはどんなテーマを込めましょう?正直に申し上げると全く分かりません💦「あなたが視聴者の人に伝えたいことはなんですか?」と唐突に聞かれてもすんなりと答えは出ません。だから日常の中で色々、考えておくことが大事なんだな、と痛感しております。
とは言ったもののここで記事を終わらせるわけにもいきません。そんな時にこんな言葉を思い出しました。
「最も個人的なことは最もクリエイティブなこと」
この言葉はマーティンスコセッシ監督です。パラサイトの監督、ポンジュノ監督が授賞式で最も影響を受けた言葉として感謝をされていました。では「個人的なこと」とはなんでしょうか。これには2種類のものがあると思っています。
1つ目は「他の人が体験しないような珍しい体験」ですね。僕であれば、「オーストラリアに留学をしたこと」「バンジージャンプをしたこと」「困っている友人にクレジットカードを貸してあげたら300万円を使い込まれて逃げられた」などは結構、珍しい体験だと思っています。みなさんにとっての珍しい体験はなんですか?もしコメントしてくだされば絶対に返信します!
2つ目は「ありきたりな体験から学んだことが珍しい」です。みなさんは「ウミガメのスープ」という話をご存知ですか?ある時、一人の男がレストランにやってきてウミガメのスープの頼みます。そして、そのスープを飲んだ男は自殺をするのです。その理由は男が過去に体験したとある出来事がきっかけでウミガメのスープの味がきっかけで「自殺」というある意味クリエイティブな結末に至ったわけです。彼が自殺をした理由はネットを探せば出てくるので気になる方は検索してみてください。
次に自分自身で考えてみます。例えば「携帯の電波が通じなくなった」ということが昨日ありました。しかし、これが数年前だったらもう大慌てだったのですが、今は町中にWifiがあるのですぐに電波が繋がり事なきを得ました。なんて何気ない話ですが、ここからでも「テクノロジーの進歩」や「時代の変遷」について書けそうな気がします。
僕なりに人の個人的な体験を引き出す質問を考えてみました。これから物語を書こうとしている人は参考にしてみてください!もし「こんな質問もあったらいいんじゃない?」という提案もあればぜひ!必ず返信します!
クリエイティブなテーマを見つけるための質問
・あなたが作品を届けたい人を一人に絞ってください。それは誰ですか?
・その人にあなたはどんな教訓を伝えますか?
・あなたはどんな体験からその教訓を得ましたか?
・その教訓に反対する意見はありそうですか?またなぜですか?
・その教訓を伝えている映画はありますか?
・その映画とあなたを差別化するものはなんですか?
現状はこんな感じです。ただ、僕にとってハンディキャップなのはミュージックアワーという曲の歌詞に即したテーマでないといけないということです💦
すいません、ちょっとこれ次の記事への宿題にさせてください💦
次回予告というか次回目標
次回の記事ではミュージックアワーが主題歌にふさわしいテーマを見つけてくることとテーマからキャラクターを作る、ということについてお話をしようと思っています。が!もし、それが難しい場合はまず物語を書いていき、そこから作品にテーマを見出していく作業に切り替えていこうと思います!
映画学校に行くお金がない人にも脚本家として成功するチャンスを与えたい
最後にこれを読んでいただいているあなたにお願いがあります。僕がこうしてハリウッド映画のノウハウを無料で公開しているのは僕みたいに映画の学校に行ってノウハウを学ぶことのできない脚本家を目指す人のためです。僕の英語力で海外の文献や資料にアクセスし、それを無料で公開することで恵まれない脚本家志望の人たちのためになると信じて今日もこれを書いています。これを読んでいるあなたがその思いに共感してもらえたら1か月500円からでも支援をすることができます。そのサポートによって僕自身も非常に助かります。
現在、6人の方からご支援をいただいております!もしも応援していただけるのであれば下のリンクをクリックし、"I just want to support Yuki!" をクリックしていただければ幸いです!
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これから書いていきたいと思っている脚本ノウハウ
・ログライン・テーマ:①の復習・4コーナー・アウトライン(ストーリーサークル)・完璧主義・ミッドポイント・シーン・エクスポジション・エンディング・初稿の出来上がり・ナーヴ感想・メインストリーム・伏線(ルーベンズタッチ)・エニアグラム・リライト
〇参考動画