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無慈悲な笑顔

こんにちは、あるいはこんばんわ
ゆきうさぎです。

連続の投稿になりますが、今回はツノウサギの家というサークルの「無慈悲な笑顔」という作品の感想や攻略について語っていきます。

ネタバレその他要素を多分に含みます。
大丈夫な方もしくは既プレイの方のみ閲覧推奨


ゲームの概要

この作品は話数形式で進行していきます。
攻略初期は0/1/2/3/4/5話の全6話分が表示されていますが、5話は4話をクリア後閲覧可能です。

それぞれの話は最初独立した話のように見えますが、全部つながっています。
公式サイトにある通り1-2-3-0-4-5の順で閲覧推奨です。

ゲームのシステム的には探索ゲームですが、別の話が絡んできたりとかなり面白いです。

感想・考察

この物語は雨から始まり雨が"終わらせる"物語でした。
各話は一つのお話しの一部で、話数=時間のような感じになっており、過去話=過去の時間や次移行の話数=未来といった解釈で作られており、前の話に戻るとストーリーが進行していったり、そういう要素がかなり面白かった。
最初雨は儀式の被害者だと思っていましたが、実は儀式を行った張本人で、そのことを後悔していたことを知れたのが5話の決断の直前でプレイしている自分も完全に騙されてしまってました。
その後平和な世界が訪れるのですが、そうして改変された世界で転生した照、三葉、色が二度と戻れないのを覚悟で、消滅することを覚悟で神縛りの儀式を行い、あの日決断した雨の元に介入して本当に欲しかった未来に辿り着くためのきっかけを作りそのあと雨が過去に行って約束をして周った展開とか、三葉が「遅いよ」って言ったと事かかなりクソデカ感情がこみあげてきて泣いてしまった。
神解きの儀式をした後色から受けた傷で死んでしまいましたが、一緒に輪廻に乗って同じ時間同じ場所に転生できたラストとがすごく感動した。
サブストーリーでは他の3人は神様だった前世を忘れているようでしたが、雨だけは人間のまま転生したからか記憶を持っており、跡地で見張り続けるってラストが雨の償いとか後悔と一緒に前に進むって決意の表れなのかなって考えてすごくいい締め方だと感じた。
サブストーリーも神様になった経緯とか、改変された世界の3人の融合神の話とか後日談とかマジでよかった

攻略について

基本は公式の出している攻略に沿ってプレイしていけば大丈夫です。
基本周回するごとにヒントが解放されたり、機能が解放されるので一回でTRUEに辿り着くのを目的とするよりも全END埋める前提でプレイするといい。
一ついうなら逃走時は時間が解決してくれる場合があります。

終わりに

ツノウサギの家特有の少し重めなストーリーと独特なゲームデザインが優秀な作品です。
特にストーリー面に力が入っており、それを上手く組み込んだゲーム性がとても惹きつけられる。そういった作品でした。
蛇足がほとんどなく、発言やストーリー1つ1つがしっかりと意味を持ったとてもいい作品なので未プレイの方には是非プレイしてみてほしいですが、既にプレイした方も是非もう一度遊んでみると新たな発見があるかも?

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