こちらの女性のお悩み、どう答える?~嫁ゆっきぃ編~
みなさんこんにちは。
前回の亮一さんの記事、読んで頂けましたか?
これね、秀逸すぎるほど秀逸だったのでまだ読んでいない方は絶対読んでください!
いろんな方のズコッ!とずっこける姿がみたい。笑
ぜひぜひ!!☟☟☟
さて、今回の夫婦ブログですが、亮一さんからこんな提案がありました。
「俺に対しての質問じゃなくて、一般的なよくあるお悩み相談みたいなやつにお互いが答えていくっていうほうがいいんじゃない?」
「俺のことなんかみんなゆっきぃほど興味ないだろうからさぁ。」
うーん…
そうですか?
私は亮一さんに興味ありまくりだから他の方の気持ちなんてわからないのですが…
まぁ確かに一つのお悩みに二人の視点から答えていくのは面白そうだねぇってことで、今回はそんな感じでいきます。
私は今施術者としてのお仕事の他に『相談事』に答えるようなお仕事をしているのですが、そちらでは主に女性からさまざまな相談を受けています。
(『答える』というか『じっくり聴いてもらう』ということを求めていらっしゃる方が多いですがね。)
その中でよくあるご質問を例に挙げて、私と亮一さんの両方でそのお悩みごとについての見解を書いていくというカタチで進めていきたいと思います。
今回はこんなお悩み。(内容は少し脚色しております。)
お悩みを抱えているご本人☞38歳の女性。既婚。お子さんお2人。(上のお子さんは6歳。下のお子さんは2歳。)正社員としてお仕事をされています。
ご主人は44歳。大手会社に勤務。(役職アリ)
お子さんお2人にアトピーがあり、普段の洗濯やお食事、掃除などにかなり気を使われている。
ご主人のお仕事がかなり忙しく、毎日ほぼワンオペ育児。
お仕事に正社員として復帰してから毎日が慌ただしく、忙しい。
とにかく一人では手一杯なのでご主人に家事や育児を一緒にやって欲しいと何度も伝えるも、なかなか伝わらない。
家事の中でできそうなことは何か?と聞いてみたり、どれならやってくれるか?を譲歩して聞いてみたり、なだめたりすかしたりしながら様子を見るもすぐに約束を忘れてしまい、毎日毎日仕事で帰宅がかなり遅い。
3年ほどいろんなことを試みてみたけれど裏切り続けられた。
(誉めたり叱ったりお願いしてみたり…などいろいろやってみたそうです。)
約束を守ってくれたことや、お願いを聞いてくれたことがほぼほぼない。
もうほとほと嫌になって先月離婚届を突きつける。
するとご主人が驚き、やっと真剣に話を聞いてくれた。
ご主人は「なんとか信頼を取り戻せるように頑張る。」と離婚はしたくない意思を表明。
いろいろ家事を彼なりにやろうとするも、奥さんはイライラするばかり。
「そうじゃないのよ。」
「今まで何をみていたの?」
「私がどうやってたか全く知らないなんてありえない。」
ご主人が家事をやろうとすると不満が募る。
そして長年裏切られたという思いから「これがいつまで続くことやら。」と信じたり喜んだりすることがまったくできない。
お子さんがまだ小さいから「なるべく離婚はしたくない」という思いがある。
それと不倫から結婚に至った経緯があるので、それもあって離婚したくない。
せっかく不倫から結婚まで至ったのに。という思いがある。(お子さん2人ともご主人と彼女の間にできたお子さんです。)
けれど、日々ご主人への不満が募るばかり。
いろいろやろうとしてくれているのはわかる。
でも…
…これ、どうしたらいいですか?
ぬぬぬーー。
これってよくあるやーつ!じゃないですか?
このお悩みでピックアップするべく事柄をあげていきます。
まずご相談者さんは肚から『離婚』を決意しているわけではない、ということ。
離婚届けは突きつけたけれど、そこはきっと計算があったと思います。
きっとご主人がひるむと思っていたと思うんです。
ではなぜ離婚届を突きつけたか?☞そうでもしなければ本気で取り合ってくれないと思ったから☞そうでもしなければご自分の思いをちゃんと言えなかった。
だと思います。
「できれば離婚はしたくない」という思いがまだあるんですね。
でも毎日毎日イライラする。
怒りがわく。
ご主人に怒りをぶつけても何も返って来ない。
いや、むしろ嫌な態度と返事しか返って来ない。
辛いね…
辛いよねぇ…
離婚届を突きつけられて、ご主人に少しは変化があったと彼女は言いました。
が、その変化を素直に喜べない、信じることができない、と怒りを込めて言っていました。
ずっと裏切り続けられたんだ!と。
これ、みなさんどう答えます?
どこがポイントだと思います?
私はこう答えました。
「一回ゆっくり休もうか?」
もちろんいろんなことをお話しした後ですよ。
彼女の不満も辛さも悲しみもちゃんと聞いた後ですよ。
彼女の叫びはこうでした。
「私のことをちゃんと観てよ!」
「私のことを愛してよ!」
「私のことをもっと褒めてよ!」
「いっしょに同じことを心配してよ!」
「いっしょに考えてよ!」
「こっちをちゃんと観てよ!!」
彼女が言っていることはただこれだけです。
夫婦としてどうとか、主人のことをもう愛していないかもとか、子どものアトピーがどうとか、仕事が大変なのもわかるけどとか、私も譲歩してるとか、不倫だったからできたらこの関係性をよくしたいとかとかとか、
そんなのどうでもいいダミーの言葉たちでした。
きっと不倫をしている最中は“ちゃんと”こっちを観ているように感じたのでしょう。
きっとお子さんが生まれる前は“ちゃんと”彼女のことを観ていたと感じたのでしょう。
だって、彼女がご主人を観ようとしていたでしょうから。
私は過去にソープ嬢でした。
その後バーテンダーをやりました。
その後高級クラブホステスをやりました。
このお仕事を通じて、男の人が何を求めているのか?をじっくりじっくり観てきました。
そこでわかったのはこんなことです。
『男性は女性に褒められるため❝だけ❞に生きているといっても過言ではない』
しかも一番褒められたい女性は一番近くにいる女性☞奥さんである。ということでした。
(あくまで私調べですが、あながち間違ってないと思います。)
これ、男性をバカにしているように聞こえちゃうと悲しいのですが、そうではないです。
心から愛しいと感じています。
だって可愛くないですか?
女性に褒められるため“だけ”に生きている。って。
だから上記のようなお悩みを聞くと、「あぁ…この女性は子どものことでいっぱいでご主人をまったく褒めてないな…」と思うのです。
すると途端に夫婦間がぎくしゃくします。
ご主人の帰りがどんどん遅くなります。
だって居心地悪いですからね。
怒られてばっかりで褒めてくれないなんて。
だから一応言います。
「ご主人のこと、褒めてますか?」と。
いや、上記のような状態で『褒める』ってすっごく難しいってわかりながら一応言うんです。
するとだいたいこんな答えが返ってきます。
「あー…そういう話し、よく聞きますよねぇ。男性は褒めないとダメだって。でも…私のことは誰が褒めてくれんだよ!って思っちゃうんです。
まず私を褒めてよ!って思っちゃうんです。」
「だって、だったら誰が私のことを褒めてくれるんですか?!」
…ちーん…
この言葉を言われると私はだいたい黙ります。
一回黙ってしまうんです。
お相手の叫びが強すぎてね。
さてさて。
亮一さんは私のことをよく褒めてくれます。
「ゆっきぃはすごいよ。」
「ゆっきぃのお陰だよ。」
「ゆっきぃは優しいよねぇ。」
「なかなかできる事じゃないよ。それはゆっきぃの良さだよ。」
そんな風に。
今でこそそんな風にサラッと私のことを褒めてくれる(というか認めてくれる)言葉をかけてくれる亮一さんですが、結婚当初からそうだったか?というとうーん…と首を傾げます。
結婚当初、かくいう私も彼女のような状態の時がありました。
「ここまでやったの!褒めてよ!」
「私こんなことまでやったの!すごいって言ってよ!」
「家事も仕事もやってるの!わかる?これだけ大変なのよ!」
そんなことを思いながら「はぁー…大変…」と大変さをアピールするような時期が。(はっずかしい!!)
あんなにお仕事を通じてわかった気になっていたのに。
その時期私は「褒めて欲しいから褒めてー」と言えなかった。
「はぁー…大変…」とアピールすることしかできなかったんです。
で、思ったような反応がないと「なーにーおーー!こんなに大変なことを“貴方のため”にやってるのにわかってくれないなんて!!」と勝手に憤ってたのです。
(はっずかしい!!きゃー!)
だから彼女の気持ちはよーーくよーーくわかります。
じゃあいつから亮一さんがサラッと私のことを頻繁に褒めてくれるように(認めてくれるように)なったかというとね、
自分で自分の機嫌をとるようになってから。
です。
自分で自分のことを褒めるようになってから。
です。
“貴方のため”が全て自分のため、自分がやりたいからやっていただけ、と気付いてから。
です。
どこまでいっても自分がやりたいからやっているだけ。
どこまでいっても自分の思いは自分にしかわからない。
どこまでいっても自分の機嫌は自分にしかとれない。
つーかさ、どこかの誰かの態度や反応で自分の機嫌が左右されっぱなしって実はしんどくね?
他の誰かにわかってもらわなければ納得しないってなんだよ。
まず自分でわかってやってんのかよ。
ていうか、自分のことどれだけ甘く見てんだよ。
バカにすんのもいい加減にしろ。
とやっと気付いたわけです。
まだまだ女性はいろんなことを“ちゃんと”やろうとするし、それを求められてるよね。(自分で自分に課したりしてるよね。)
世間的にも刷り込み的にも。
まぁだからさ、とりあえず一回休もう。と私は提案しました。
疲れすぎていると思考がぐちゃぐちゃになるし、悪い方にしか考えられないからね。
休んで、そして自分の感覚を取り戻していこう。
ちゃんと寝る。
ちゃんと食べる。
ちゃんとトイレに行く。
ちゃんとお風呂に入る。
ちゃんと呼吸する。
ちゃんと自分を労う。
そして遊ぶ。
まずそこから。
そして自分を褒める。
自分で自分を認めていく。
外側に求めない。
求めてもいいけど「求めている」ということを知っている。
それだけ。
それだけで変わるんだよね。
もし離婚を決意するなら、ちゃんと自分の感覚を取り戻してから決意した方がいい。
そうではない、今みたいにぐっちゃぐちゃの状態で決めたって何もならないからね。
きっと他で同じようなことが起こるだけだから。
だからとにかく「休む」時間、「自分のためだけ」の時間、をとるために考えよう。
保育園に長い時間預けてもいいじゃない。
だれかに頼ってもいいじゃない。
少しお金がかかってもべビーシッターさんに預けてもいいじゃない。
それだけで自分が休んで余裕ができるならみんなのためになるじゃない。
笑ってりゃあいいんだよ。
女の人が機嫌良ければみんな円満なんだよ。
ちゃんとするより機嫌がいい方がみんな幸せなんだよ。
過去にそれがなかなかできなかった私が心からそう思います。
女は自分の機嫌を自分でとれるほど太々しい生き物だと。(←褒めてるよ。)
もっと自分の人生に真剣になったほうがいいぞ。
どうせ死ぬんだからさ。
部屋がちょっとくらい汚くたっていいじゃない。
ごはんが手抜きだっていいじゃない。
機嫌がいい方がいいに決まってるよ。
それを自分で自分に許せるかどうか。だね。
まず立ち止まろう。
「何かがおかしい。」と気付いたら立ち止まる勇気を。
そして休む勇気を。
ぜったい何かがズレているから。
そのズレを修正してから進まないと、すんごいズレていってしまうからね。
女は自分で自分の機嫌をとれるほど太々しい生き物だ。
男は女に褒められるため“だけ”に生きている。
これが私の今のところの見解です。
人間って愛しい生き物だなぁ。
さてさて、亮一さーーーん!
これにどうやって答える?
どんな話が展開する?
すっごく楽しみです!
よろしくーーー!