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日々試される

何の話かというと、子育てで日々自分(親)は試されているなと感じます。

最近平日は夫の帰りが遅く、息子を寝かしつけるまで私一人でやることが多いのですが、今日も一日平和だったーと、幸せな眠りにつくためには、息子の言動にどれだけイライラせずに過ごせるかが非常に大事です。

息子は2歳9ヶ月で、やって欲しくないことなどは、言って聞かせたら大体は理解してくれます。
ですが、何かに夢中のときは話を聞くまでに時間がかかったり、私の体調が悪くて横になっているときに絵本を読んでとせがまれたりするなど、その場その場ではイラッとするのを抑えられても、積もり積もった小さなイライラが、その日の終盤(だいたい歯みがきかお風呂のとき)で爆発して怒鳴ったりしてしまいます。

2日に一回くらいはこんな感じで、また怒鳴ってしまったと反省します。

最近よく思うのが、刺激と反応の考え方は子育てにこそ必要だなということです。

刺激と反応とは、7つの習慣に出てくる考え方なので知っている方も多いと思いますが、人が刺激を受けた際に、どのような反応をするかはその人自身が決められるという話です。

例えば、息子が歯みがきを嫌がって口を開けないときに(刺激)、怒るのか、それとも、むし歯菌が歯にいるから磨かないと〜とおどけて交渉するかなど、どういった反応をするかは自分自身で選択することができるという考え方です。

わかっているし、部分的にはできるけど、全てのタイミングで完璧にはできないです。(できない、というのも自分が選択していることになるんですが…)

こんなことを考えていて、「子育ては自分との戦いだ。日々試されている…。刺激と反応だ。」というのを最近よく思います。

ですが、そんなに自分にストイックになっても疲れちゃうよ、と自分の中のどこかから聞こえる気もします。

なぜこんなに怒鳴ってしまうのが嫌なのかを考えたときに、私の母の影響が大きいと思いました。母は怒るとヒステリックに怒鳴りがちで(もちろん普段は優しい人です)、私はそれが嫌で、自分が母親になったらあんな風になるのはやめておこう、と小さいときから思っていたのが大きいかもしれません。

ですが、今は母が怒っていたときの気持ちもわかります。笑
(仕事で疲れているのにみんな勝手なことばかり言って…!という気持ちだったと思います。)

子育てでは子供の成長にしたがって、親である私も感じることや日々思うことが変化していくのを実感しているのですが、この刺激と反応はこれから当分の間、自分の課題だろうなと思っています。

ですが、自分を律したいが完璧にはできず、反省し、でもやっぱり完璧にはできず、というのを繰り返している今の自分でもはやいいのでは、思い悩んでる時点で正解だよという気がしてきました。
自分を律して理性的に反応したいという自分と、感性的に怒りを表してしまい、あとで後悔する自分、どちらも受け入れて、気長に取り組んでいけたらと思います。



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