奥にある気持ち
お花屋さんに行くと元気がでます。
Mother's Dayが近いからか店内には、紫陽花、カラー、ガーベラ、色とりどりの様々な花束がありました。
リボンやファンシーなピックが付いていたり、可愛らしい犬や猫の形のバスケット、白、黄色、ピンク色、真っ赤、珍しいバイオレットのカラー(初めて見た!)等、ふだんあまり見ないタイプのお花が並んでいて、見て周るのが楽しかったです。
今日はまだ「コレがいい!」といった決め手になるような、母への贈り物は見つかりませんでしたが、白い胡蝶蘭の小さな鉢植えが可愛かったのでお買い上げ。
わたしの母は、昔からガーデニングが好きで、いつも庭をカラフルに作り上げてくれる
緑の指の持ち主です。
白く可憐な花が、お行儀よく連なった胡蝶蘭を見たら喜んでくれるかなと思って。
なんなら、あまり家では飾らない"胡蝶蘭"という
ところも、新鮮でいいかも!
冴えてるかも!なんて考えていたわたし。
結果、予想外の展開になりました。
眉間に皺を寄せたMy mother said
「綺麗だけど、日常の自分のことさえ大変なのに
お花のお世話とかもうできないから
買ってこないで」
植物が好きな母なら、綺麗なお花をみたら
母の笑顔が見られるかなという、
私の予想は真っ向から覆された…
そういえば、わたしは(水瓶座・風の星座)小さい頃から母(乙女座・土の星座)の意に反した娘で、兄弟の方が母を喜ばせるのが上手だった。久しぶりにガツーン。
欽ちゃんの仮装大賞のゲージが上がらないまま
チーン!ヒュルルルルルー…みたいな。
植物好きな母が、植物を見ても喜ぶどころか苦い顔をした事実と、そんな顔をさせてしまった自分の浅はかさに、ショックを受けました。
Wでヒュルルルル….
同時に腹が立った、というか理解してもらえなかった気がして悲しかった。
(後から気づいたけれど、上記は、子が思う、親に対しての"甘え"だったのかも。)
なんとなくいたたまれない雰囲気を感じて一旦退散したわたし。
でも。このまま一日を終わらせたくなかったので
よく考えてみました。
母が私に伝えたかったことは
「自分ではもう、手入れとか負担に感じるようになってしまったの。
お花は世話をしてやらなきゃならないし、
となると、結局、◯◯◯(わたしの名前)の手を借りることになるのよ。あなたに負担をかけたくないし、歳をとるとやりたいのに、自分の身体がおもうようにいかないことが増えてしまってね...」
おそらく上記のような
寄る年波にたいする自身の不甲斐なさ(?)
を母自身が常に感じていて、
それを、娘の私に対して"申し訳なく感じている"
だから、
笑顔ではなく、心苦しい表情をわたしに見せたの
だ。
たぶん。
後刻。
以下のニュアンスをわたしは母に伝えてみた。
植物のお世話は、私自身が好きでやっていることなので、一切負担には感じないし
日常の不自由なことも、時と場合によるけれど
わたしが出来ることならば、全然やるし。
だから、母は別になにもしなくてもいいし、
やりたければやればいいし、
お互いに出来ることをやっていこ?
ただ綺麗なお花を愛でて、ご機嫌でいてくれたら
わたしはそれで、嬉しいんだよ?
とりあえず「そう?ありがとね おやすみね」
とのお返事をいただけた。
四大元素で風と土。
風はロジック、理論。こうだからこうなってこう!図式的な思考になりがち。
土は量る。現実的でメリットや利益、実際的な思考がベースにある。
お互い"奥にある感情"を出すことが
後回しになってしまうのかもね。
なので"エモい部分"をちゃんと
伝え合うことがきっと大切。
大前提としてある「愛情」だけれど
"家族"という枠に甘えずに
行動と言葉の両方を使って
伝えられるうちに伝えること。
そんな牡牛座新月前夜。
ネガティブな気持ちで終わらせない為に
とても参考にさせていただいたのは
こちらの動画でした。
ありがとうごさいました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?