![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/59698785/rectangle_large_type_2_e30d671db4e33a16434e244aa4ec03ce.jpg?width=1200)
推し香水レポ Part 4 金剛兵衛源盛高
最後に依頼していた推し香水が届きました✨愛刀のうちの一振。脇指の「金剛兵衛源盛高」です。力強い姿に細直刃、茎尻は卒塔婆形です。
前回の「二王」がイメージドンピシャなうえに、めちゃくちゃ好みな香りでしたので、期待大でした。
Celesさんに送った説明文は「大宰府近くの宝満山麓で鍛刀した刀工集団で、始祖は山伏鍛冶だったらしく、僧兵の備えにも使われた実戦刀」「茎は卒塔婆形という特徴的な形状で戦場で敗れたら刀を地面に刺して卒塔婆がわりにしたという話もある」「二王清貞より、若いイメージ。山伏鍛冶ということから、身軽に山を駆け回っていたのでは…しかし古風な実戦刀なので寡黙な性格かもしれない」
選んでいただいたのは、Diptyque – Fleur de Peau(ディプティック – フルール ドゥ ポー)
Celesさんの説明によると…ウォルプタス(快楽の意)という娘を生むことになる美しい人間の女性 、プシュケと愛の神 エロスの神話の愛にオマージュを捧げた香り。トップノートはアルデヒド、アンジェリカ、ベルガモット、ピンクペッパーで爽やかの中にスパイシーさが見え隠れします。ミドルノートからアイリスとローズの香りが徐々に咲き乱れ、アンバーやサンダルウッド、キャロットが優しくまとめます。
なんとも上品な香りです。最初は女性的な香りに感じられて、なぜ金剛兵衛でこれが選ばれたのかな?と不思議に思いました。しばらくすると、紙のような乾いた香りや、落ち着きのあるお香のような香りも出てきました。山伏鍛冶、卒塔婆形という言葉から、修験道、密教、寺院というイメージになったのかも。
いかにも、な香りでなく、きつくなく、ほのかに香り、すごく好印象です。石鹸のような香りもして若々しさも感じます。この香りを纏っている人がいたら文句なしで好印象を抱きそう。また、この香りが嫌いな人はめったにいなさそうな良い香りなので、もし誰かにオススメ香水紹介して?と聞かれたら、これをオススメすると思います。