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久々の推し香水
久しぶりに推し香水を注文したくなりました。
今回は待ち時間が最も短いところ、Celesさんにお願いしました。
以前は一人の人物に対し一商品紹介してもらいましたが、イメージと違うかなと思うものもあったので、一人の人物に対し二商品ずつ注文してみました。
数日で出荷されたので良かったです。
どちらも同じ作品(古代中国が舞台の長編漫画)に登場する武将です。
読んだことがある人なら即ピンとくると思います。
ショップによっては推しの名前を出してはいけない(公式への配慮)こともあるので、明記しないことにします。
一人目:
自分なりの解釈:品があって皆に優しく男前な副長さん。とてもモテる。騎馬隊を率いて戦い、何度も重傷を負うが必ず返り咲く(かなり頑丈)。
前に仕えていた若き主を傍で守れなかったかったことを悔いており、今の主に対して、つい過保護になってしまう。その成長ぶりを見守るのが生甲斐になっている。非常に心が綺麗な人。
①Aqua Celestia (Maison Francis Kurkdjian)
清涼感、清潔感のある、万人に受け入れられそうな優しい香りでした。シトラスと瓜っぽい青っぽい香りがしました。表には出ず、控え目で真面目そうな人の印象です。おじさんに近づきつつある武人にはちょっと軽やかすぎるかなとの印象でした。もっと若い人や女性に合いそうな香りでした。
香りの要素はライム、ミント、ブラックカラント、ネロリ、ミモザ、グリーン、ローズ、ムスクだそうです。
②Silver Mountain Water (Creed)
Creedは以前から好きで、Silver Mountain Water も一度試したことがありました。その際も、冷静なかっこいい大人といった雰囲気で好きだなと感じていました。
こちらもベルガモットにオレンジのシトラスからスタートし、ティーやムスクの優しい香りに落ち着きます。①よりは複雑、若干古風な印象で、品行方正、清廉潔白できりっとした武人のイメージには合っていると感じました。
①よりはメンズ寄りでしょうか。
香りの要素はガルバナム、オレンジ、ベルガモット、ブラックカラント、ティー、オゾン、ムスク、サンダルウッドだそうです。
二人目:
自分なりの解釈:頭が良く、知略に富み戦術を練るのが得意な若き武将。才能を認めて抜擢してくれた主を敬愛している。気真面目過ぎるせいか、いつもしかめっ面をしている。顔つきがシャープなので一見とっつきにくい。しかし中身は純粋で幼く可愛いところもあるため、主や仲間からは可愛がられている。
③The World According to Arthur (Penhaligon’s)
アーサーとは、スピリチュアルな叡智を追い求める知恵と機智を備えた勇敢な戦士とのこと。ボトルにはドラゴンがあしらわれ、香水はその炎がイメージされた真っ赤な色をしています。主を守るために苛烈な最後を遂げた武人のイメージに合います。
香りの要素はインセンス、バニラ、グレープフルーツ、アンブレット、クラリセージ、トンカビーン、フランキンセンスだそうです。
上品なバニラがずっと香ります。可愛らしい内面を表しているような気がしました。
私としてはうっかりミスなのですが、注文時にバニラが苦手と書くのを失念してしまい、この香水が選ばれてしまいました。
私には合いませんでしたが。全体的に癖もなく優しいので、バニラ好きな人にはおすすめです。
④Cypress Mask (Thousand Colours)
サイプレスマスクとは「能面」だそうです。「気品に秘める狂気」檜で作られた能面をつけ舞台の上で静かに気品高く舞う、真に芸を極める者のイメージ。
確かに、笑わない、無表情なところは能面と通ずるものがあるように思います。気品と狂気(主に対する妄信的なところ、殿をつとめて燃え尽きる命)、墨汁やパピルス(書簡と墨)もイメージにとても合いました。
香りの要素はヒノキ、ナツメグ、サフラン、インク、インセンス、ミルラ、シダー、パピルス、レザー、ウードだそうです。
自分の好きな要素満載で、レザー、ウードで渋く重めの香りで気に入りました。
レビューにもあるように、けっこう強めに香る気がするので、付けすぎ注意かもしれません。
久しぶりに推し香水を注文してみて、とても楽しかったです。他にも提案してもらいたい人物がいるので注文してみようと思います。