いつかは古傷として
気づけば、いつも同じ「引っ掛かり」に立ち戻ってしまう。いつも「あー、また同じことで悩んでいるなー」って思う。なんでなんだろうねっ(ちょっとヤケ)。
同じ場所をくるくる
悩んでみて、やっと光が少し見えて、やっとクリアしたかもと思っていても、たいてい、また同じ問いを自分に投げかけたり、同じ課題や問題に縛られてしまう。「あぁ、成長していないなーー」と思い、枯れ葉が木枯らしに吹かれて、同じ場所でくるくると舞っているような感じ。そしてそれはまるで捻挫のよう。一度痛めた場所は、何度でも痛む。
ライフワークとして受け入れる
痛むからといってその部位をかばっていると他に無理が来る。だから傷は治していったほうがいい。でも治ったつもりでも治っていないのが、古傷というもの。
気づけばライフワークのように、同じことにぶつかる、悩む。そんな自分を、「またかー、こいつは…」とカラカラと笑い飛ばして、「いつかは本当に飛んでいってしまえ〜!」という心持ちでいられたらいいのかな。
同じ問いが何度でも
クリアしたと思っても、また同じような問いで悩みながら、今回は少し違う角度でその物事を見ることができるようになったり、少しラクに手放せたりすることもある。その繰り返しが折り重なり、地層となって、私は前を向く。
きっとまた同じ問いが私を苛む。そのうち、いつかの古傷として、やさしく撫でられますように。