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今日の気づき:「答え合わせからの解放」

日経夕刊にピアニストの仲道郁代さんが、このタイトルのコラムを書いています。

「演奏を聴く時に自分を戒めていることがある。それは答え合わせをするように聴かないということだ。ショパンの演奏はこうあるべきだとか、モーツァルトはこうでなくては、と正解を探すように聴いてしまうと、聴く面白さを潰してしまうと思うのだ。」と仲道さんは言っています。

これは人の生き方にも当てはまります。自分は父親だからこうあるべきだ、50代だからこうあるべきだ、など。「べき」論で考えてしまうと面白くなくなってしまいます。

そして仲道さんはこうも言っています。
「私がいちばん興味をもつのはその演奏家が何を考えて、何を表現しようとしているのかということ。どんな美意識をもち、何を大切にしているのか、その人の感覚を培う文化的背景はどんなものなのか。そんなことを音の向こうに聴きたいと思う。」

「演奏家」を「あなた」、「音の向こうに聴きたい」を「生き方や行動に見たい」に置き換えると自分事に感じます。

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