今日の気づき:「利己と利他」
中島岳志さんという東工大教授は、利他について考える「利他プロジェクト」という研究を行っています。
利他を実践しようと思ってもじつは自分のためだったり、自分のために行ったことでも結果的に誰かをケアすることにつながれば、それは利他であったりします。中島教授は利己と利他はメビウスの輪のようにつながっている、と言っています。
では自分が利他の宿る器になるには、中島教授は「毎日精一杯に生きること」と言っています。利他を特別に意識する必要はなく、精一杯生きていれば思いもかけない利他の契機が訪れるそうです。
例えば電車でご高齢の方に席を譲る時は体が先にフッと動くような時です。頭で考えてしまうと動けなくなってしまいます。合氣道の稽古で無意識にフッと動けるようになれるのでは、と思っています。
今日もありがとうございます。