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今日の合氣的気づき:「鍋に蓋をきせる(着せる)という言い方しますか」

日経新聞の文化欄に、Eテレの番組「きょうの料理」のチーフ・プロデューサーが書いた記事が載っていました。

そのチーフ・プロデューサーが新人ディレクターのころ、料理研究家の辰巳芳子さんが「鍋に蓋をきせる」「塩をあてる」という言い方をされていて、言葉の美しさに感動したそうです。道具や材料にも心を込め、それが食べる人への思いにもつながる、と述べています。その道を究めていく人は、言葉遣いも丁寧になるのですね。

でもこれは料理に限らず、いろいろな仕事にもあてはまるでしょう。私が学ぶ合氣道でも木剣や長い木の棒でできた杖を使った稽古をしますが、粗末にあつかうことはありません。

そしてお客さんや相手のことを考えたら、自然に言葉遣いも丁寧になっていくのでは、と思います。

今日もありがとうございます。

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