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MT5用アービトラージEAにおすすめのVPS|FX 自動売買

MT5でEA(自動売買ソフト)を稼働させる際に、常時PC上で稼働する必要があります。通常のEAであればご自宅のPCを24時間稼働させるという選択もあるのですが、アービトラージEAに関してはVPSが必須です。

MT5用でアービトラージを行う場合は海外ブローカーを相手にすることになり、ping値や約定速度を極力早くする必要があることを考えると、日本にあるPC上からだとそもそも話になりません。

また通常の一般的なEAに比べると計算量がかなり多くそこそこ負荷がかかるEAなのでスペックもある程度必要です。
スペックと価格とping値や約定速度のことなど色々考える要素があるので、VPS業者をあまり知らないと探すのは結構手間だったりします。
そこで私が実際にアービトラージEAの稼働に使用していたおすすめVPSをご紹介します。

EAについては以下をご覧ください。


VPSとは?

厳密には違いますが、24時間稼働するレンタルPCというイメージに近いかと思います。
海外ブローカーのサーバーの場所に近いPCをレンタルし、そこでEAの稼働を行うイメージです。場所が近いので当然ping値も小さくなるということです。

必要なスペック

私がやっていたころは大体1台3000円~5000円くらいのものを契約して行っていましたが、その頃よりも円安が進んでいますのでもう少し高くなっている場合があるようです。

私は費用を抑えるため、OSはwindows10をアップロードし使用していましたが、一般的にはWindowsServerを使用することになります。
アービトラージEAは計算量がかなり多いため、一般的なEAよりも高負荷なものになります。ですのでVPSのスペックも最低プランのものだと足りないです。
最低でもWindowsServerの場合でCPU2コア(2CPU)、メモリ2.0~2.5GB以上が必要になってきます。

以下におすすめのVPS業者とプランを記載します。なおアフィリリンクをつけますが、嫌な方はご自身で検索するなどしてください。

※たまにVPSに費用がもったいないとお考えの方がいらっしゃいますが、自宅のPCで24時間稼働すると、デスクトップPCの場合、最低でも月2500~3000円くらいは電気代がかかってきます。

どれを選べばいいか迷ったら

以下でおすすめしている3つの業者のうち、私が使用していたのはVultrとFXVMです。どちらを選べばいいかという点ですが、

・面倒な設定なしでWindowsServerが安く(月30ドル程)かつ高性能なFXVM
・最初設定に手間が少しかかるがWindows10が安く使え(月24ドル程)FXVMに引けを取らない性能かつ時間課金のVultr

といった感じになります。それぞれ一長一短なところがありますので、好みで選べばよいかと思います。性能的にはそこまで差異はありません。
詳しくは以下のそれぞれの説明をご覧ください。

おすすめのVPS業者

Vultr

VPS業者もいくつも試しましたが、一番おすすめなのは「vultr」です。

Vultr

上記はアフィリリンクになりますが、ここから登録すると30日間有効の300ドル分のクレジットがもらえるみたいで、試すには良いかと思いますのでよければどうぞ。

vultrをお勧めできる点として
■約定速度がエクイニクス系のVPSと遜色ない。
■課金が時間単位(おそらく分単位)なので試しで使いやすい。
■サーバー落ちがほぼない(計画的なサーバーダウンはたまにある)。
■Windows10を使える(多少手間はかかる)。

この辺りでしょうか。vultrはエクイニクス系ではないと思うのですが、比較したところほとんど変わらないくらい速いです。

また課金が分単位というのはとても使い勝手がよく、1日だけ使用してすぐ解約した場合は1日分しか課金されません。ほとんどのVPS業者は最低の課金間隔は1カ月です。

サーバー落ちがほぼないのも使いやすいポイントです。安いVPS業者だと予期しないサーバー落ちが結構あったりします。そういった業者はアビトラと相性が悪いです。

私的にはwindows10が使えるというのが一番ポイントが高いです。vultrはOSをISO形式でアップロードして使用できるというレアな機能があります。
VultrでWindows10を使う方法は以下の記事で解説しています。

料金的にはWindowsServerを使う場合は2CPUメモリ2GBで46ドルと少し高めです。Windows10を使う場合は2CPUメモリ4GB(windows10のほうがメモリが必要になります)で24ドルなので、Windows10を使ったほうがかなり安いです。

以上のようにデメリットとしてはWindowsServerを使う場合は少し価格が高いことでしょうか。

設定するプランを簡単に説明します。
まず右上にある「Deploy+」ボタンを押してプラン設定画面に遷移してください。

■Choose Type
CloudComputeを選択
■location
場所は試したいブローカーに合わせてください。Londonを選択することが多くなるかと思います。

Choose Typeとlocationを選択

■Choose Image
OSの選択です。WindowsServerを使用する場合は「WindowsStandard」の2022を選択してください。Windows10を使用する場合はUploadISOから行います。

WindowsServerを選択する場合
Windows10を選択する場合
初めて使う場合は自身でISOファイルをアップロードする必要がある

■Choose Plan
WindowsServerの場合は2CPUメモリ2GBを選択、Windows10の場合は2CPUメモリ4GBを選択してください。それ以下のプランは厳しいです。

WindowsServerの場合、2CPU2GBメモリを選択

■Additional Features
AutoBuckupは必要ないが選択されているので、選択を解除する。AutoBuckupが有効だと少し料金が上がるため。
「I understand the risks.」にチェックを入れ、DisableAutoBackupsのボタンを押して解除。

AutoBuckupは必要ないので選択を外す

■Server Settings
空欄のままで大丈夫です。
■Server Hostname & Label
適当に名前をつけます。空欄のままでも大丈夫です。

以上Vultrと必要プランの説明でした。


FXVM

次におすすめなのが「FXVM」です。
※クーポン見つけたので下に貼っておきます。

https://fxvm.net/

FXVMをお勧めできる点として
■エクイニクス系のVPSであるため高速。
■エクイニクス系のVPSの中では価格が安い。
■こちらもサーバー落ちがほぼない。
■WindowsServerの価格がVultrより安い。

といったところでしょうか。デメリットとしてはWindows10が使用できないことと、課金が1カ月単位ということです。あくまでもVultrと比較した場合のデメリットになります。ほとんどのVPSはWindows10は使えないですし、課金も1カ月単位です。

料金は「My Services」から「Order New VPS+」ボタンを押すと確認できますが、FXVMは4つのプランの中から選択するシンプルな形式となっており、必要なスペックを満たす最低プランは「BasicVPS」となり、2024年8月現在4310円となっています。この価格はドル円のレートにより変動します。また長期契約にした場合1カ月当たりの料金が安くなり、6カ月契約の場合1カ月3990円となっています。

サイトの右上の「TryUsFor $0.99→」のボタンから最低プランを7日間0.99ドルでお試しできるようです。
ただしアービトラージEAの稼働は最低プランでは多分難しいです。

最低プランを7日間0.99ドルでお試し

クーポン見つけたので貼っておきます。使えなかったらすみません。。

・クーポンコード:CODE30
30%off、一回のみだがこのコードで契約したVPSはずっと割引価格
2024年10月31日まで有効

・クーポンコード:FXVM20
20%off、一回のみだがこのコードで契約したVPSはずっと割引価格
2024年10月31日まで有効

・クーポンコード:FXVM4LIFE
15%off、一回のみだがこのコードで契約したVPSはずっと割引価格
2024年10月31日まで有効

※私はクーポンを使用して契約したことがないので、本当にずっと割引されるのかは確認しておりません。


Hyonix

最後は番外編です。こちらは私は使ったことがないですが、格安VPSとして有名なので情報として共有します。「Hyonix」(ハイオニックス)です。

https://my.hyonix.com/

プランをご覧ください、格安です。

2CPUメモリ4GBのWindowsServerがわずか12ドルです。ちょっと心配になるくらい安いのですが、ブローカーへのPing値は問題ないようです。約定速度やサーバー落ちがないかなどは使用してみないと分からないので何とも言えませんが、この価格なので試しに使ってみる分にはいいかもしれません。

まとめ

以上がおすすめのVPSになります。
私自身は「Vultr」でWindows10を使用し稼働することが多かったので、それをおすすめしますが、Windows10を使用するのは少し手間(最初のインストール作業に少し時間がかかる)なので、それが面倒な場合はWindowsServerがより安い「FXVM」のほうがいいかもしれません。
ping値などはどちらもほとんど変わらないです。

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