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なぜルンド大学??

初めまして。日本では有名ではないルンド大学、日本から遠いスウェーデン。なぜ交換留学先をそこに決めたのかについて少し書こうと思います。


交換留学を決めたはいいものの国が決まらず

 ずっと留学はしたいと思っていました。が、いざどこにいくとなると国が決まらず、特に特技や学びたいと熱心に勉強している分野もなく。堂々巡りの考えが続いたので、留学相談会で授業を持っていただいたことのある教授に国が決まらないんです、、、と相談しました。

アメリカやイギリスもいいけれど、すでに多くの文化が日本に輸入されている。英語を第二外国語としている国で自分が詳しくない国であれば、全てが新鮮。それにみんな英語学習経験者だから多少喋れなくてもなんとかなるよ。

との回答。あ〜〜たしかになあ〜〜と思い、アメリカやイギリス、カナダやオーストラリアなどメジャーな国以外にも視野を広げることにしました。

大学での授業

 自分の大学は単位にはならないものの、自主参加でSDGsやサステイナビリティについての授業があり、学長も推していて割と大学の中では名前が通る??授業がありました。留学のネタになるのでは?と不純な動機で参加。(もちろん、勉強はきちんとしようと思いましたよ) 
 実際参加してみると曲者も多かったですがいい人もたくさん。もともと国際機関で働けたらと思っていた節もあり、興味が出始めました。それこから、「SDGsやサステイナビリティを勉強しに留学しよう」と思うに至ります。
 今でもその活動は続いていて、いろいろな経験をさせていただきました。この授業に参加するか割と迷ったのですが、ビビって選択を間違えなかった自分、偉いです。

絞り込み

 ネタは決まりました。どの大学に行くかです。SDGs先進国といえば、ヨーロッパ、特に北欧です。ヨーロッパにしようと決めました。私が挙げた条件は、
①なるべくレベルの高い大学
②英語が通じる
③SDGs、サステイナビリティの授業がある
④治安が悪くない
の主に三つでした。①はレベルが高いほどレベルの高い生徒が集まり朱に交われば赤くなる、ではありませんが感化されるかなと。②④は言わずもがなです。③ももちろん。留学志望書に書く必要もありましたから。

国でも絞りました。フランス語は第三外国語としては習っていたのですが当然喋れず、フランスは英語よりフランス語を優先する国なので却下。ドイツもドイツ語やってないので却下。スイスは物価が死ぬほど高そう。却下。雑ですが切り捨ても大事。仕方ありません。とこんな感じで次の通りに絞れました。

いざ、大学決め

・ベルギー アントワープ大学
・デンマーク オーフス大学
・アイルランド ユニバーシティ・カレッジ・ダブリン
・オランダ エラスムス大学
・ノルウェー ベルゲン大学、オスロ大学
・スウェーデン ルンド大学、ヨーテボリ大学、ウプサラ大学

 絞るとこうなりました。好きなところに望めばいけるものではなく、TOEFLのスコアが必要です。2回受けるとギリ90超えました。自分の勉強をサボっていた実力からすると運がよかったです。90超えると自分の大学はレベルの高い大学でも出願できるレベルになります。ならば、レベルの高い大学を。上の集団に行って下の位置から足掻くのも大事ですし、正直そっちの方がいい。苦しめ、将来の自分。
 まあここまでレベルが高い、、など身の丈にあっていないようなことをほざきましたが、調べていてなんとなくいいなあ行きたいなあと思っていたのはルンド大学だったんです。なので第一志望に。第六希望まで志願できるんですが、残りは全て甲乙付け難くものすごく迷いました。どこに出したか全ては覚えてないですが、オーフス大学とウプサラ大学は入れた記憶があります。それに、正直第一志望落ちない自信があったので、ルンド大学ダメだったらまあどこでもいいかなあと。ここぞという時、自分が本気でこうだと思ったものは割と外さない自信があるんです。ひたすら隙も穴もないよう用意周到に準備するのと、運です。外したことも一度あるんですが、今思うと周りに流されてて自分が本気で決めたではなかったような気がしますし、それに目を背けて準備をしていました。代償はありますが、それ以上に外してよかったです。

大学からの通知

 大学から合否の連絡をいただきました。上で自信があると大きな口を叩きましたが、ドキドキ。結果は第一志望合格のルンド大学に決定でした。素直に嬉しかったです。ですが、「自分これから本当に留学に行くのか、現実味がなさすぎる」と怯えた気がします。何しろ昔からずっと行きたいと思っていたんです。
 後から分かるのですが、倍率は思っていたよりも高くなく、運がよかったです。感謝。

後から分かったこと

 ルンドは住宅不足が深刻です。物価も安くはありません。しかし、他の地域ではより深刻だったりします。住むとこがなさすぎて家賃が月20万とか、物価が死ぬほど高いとか。大学を決める時、大学それ自体にのみ目を向けていて地域のことまで考慮していませんでした。自分は住むところは割とスムーズに決まりましたし、特にトラブルなく居住許可などスムーズに行きました。何度も言いますが、本当に運がよかったです。ゴミ拾いとか感謝とかほんとバカにできませんよね。運に見放されないよう身を引き締めようと改めて思います。

 割と軽い感じで決めてしまったのですが、今在学中の大学と同じくらいルンド大学に愛着を持っています。まだ渡航してすらないのに。本日はここまで。Hejdå!




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