【DINKS/未婚者向け】エリサラ専用相続事前準備【揉めないための】
まんたです。
まずは、簡単に自己紹介いたします。
私は、士業事務所を経営しています。性別は女性。年齢はアラサーです。夫が1人、子供はいません。DINKSです。
士業の中でどの士業であるかは伏せますが、仕事では「相続」に関与することも多いです。といっても、士業は相続に触れやすい職業なのでそれだけでは特定できないと思います。
何故相続が難しいのか
相続に関しては、一昔前までは、当然に結婚→子供の流れがあったため、そこまで煩雑ではなかったのですが、近年は「結婚しない人」「DINKSを選択する人」も増えているため、ぐっと相続がややこしくなっています。かつ、今までは金融資産としては銀行預金がほとんどで、通帳で管理することが多かったのですが最近は、ネットバンキングのみ・仮想通貨もある、という本人以外が分からない資産というものが増えています。
正直、今相続が多い80代~の人では、ネットバンキングの利用も少ないですし、仮想通貨も出会うことはほとんどないですが、これから10年20年経てば大きく変わっていくでしょう。
そして、相続人の問題です。
・結婚しない人
・DINKSを選択した人
にとっての相続人は誰にあたるのでしょうか。
まず【結婚しない人】の相続人は、第1順位が両親・第二順位が兄弟姉妹です。実際に自分が死ぬ時に、親が健在の可能性は低いので、おそらく兄弟姉妹が相続人となるでしょう。どうでしょう。兄弟姉妹であなたの財産の話合いができそうでしょうか。また、兄弟姉妹が死亡していた場合は、その子供、つまりあなたにとっての甥姪が相続人となります。
あなたの財産を甥姪が引き継ぐイメージができますか?
甥姪が引き継ぐよりも、他に渡したい人や寄付したい団体はないでしょうか?
あるいは、絶対に財産を渡したくない甥姪がいないですか?
このあたりは事前に準備をしておかければ、財産はどのように承継されるか全く予測できないのです。
相続人、誰か把握していますか?
そして、さらに問題が大きいのが【DINKS】の問題です。この場合の相続人は、まず【配偶者(妻または夫)】は絶対に相続人になります!そして、先ほどと同じように①親②兄弟姉妹も相続人となるのです。
イメージしてみてください。
あなたの奥様と兄弟が財産の話し合いをするのです。
あなたの奥様と甥や姪が財産の話し合いをするのです。
普段の関係性はいかがでしょうか。本人同士の兄弟仲が良くても、お金が絡むと話合いはスムーズにいくとは限りません。誰だってもらえるものは欲しいですから。せっかく仲が良かったのに、相続が絡むことで仲が悪くなってしまう可能性があるのです。
対策すれば回避することができる
相続の事前準備は対策すればかなり回避可能です。でも、自分はまだ若いし…といって着手しない方がほとんどです。
正直「自分はまだ若いし」と言っている人は、一生「若い」と言っているので準備が死ぬまでしないでしょう。早く気づいて行動する。特に財産がある人にとっても重要となるのです。
次項から具体的な対策について記載させていただきます。
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