【チェコの街】 Praha 百塔の街プラハの風景②
プラハの好きなところ続編です。
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プラハ市内はトラムやメトロが移動手段になるのですが、わたしはメトロに乗るのが好きです。地下に潜るエスカレーターは大江戸線かって程に長いし、ごうんごうん、とすごい音がするし、なによりスピードが速すぎて乗り降りはどきどきするのだけど。
近未来的なデザインのホームが好き!
赤い屋根のおとぎの街並みからは想像ができないのだけど、近代的な建築もあって、特にテレビ塔はプラハで一番高くこの外観のためにとても目をひきます。宇宙人住んでそう。
一時は撤去されていたようですが、塔を這う顔のない、というか顔のえぐられている赤ちゃんの像たちが見どころです。ダヴィッド・チェルニーのmiminka(赤ちゃん)という作品。わたしはまだ一度も塔に登ったことがないので、次こそは…高いところ怖いけど…塔の上にはカフェや展望台、一室しかないホテルもあるようです。
カンパ島にいくと間近でmiminkoに会うことができます。カンパ島はヴルタヴァ川に浮かぶミュージアム島。この近くにはジョン・レノンの壁やカレル・ゼマンミュージアム、カフカミュージアムなどが点在しています。
でかい!笑
チェルニーの作品たちはブラックユーモアに富んでいて、プラハのいたるところでお目にかかれるのですが、くすりと笑ってしまうものばかりです。
中世の歴史感じる街!と謳われる一方で近現代の要素とも共存しているところがプラハの素敵なところだな〜なんて思っています。お隣スロバキアの首都、ブラチスラバを訪れたときも同じようなことを感じましたが、プラハのほうがよりバラエティさとカオスみがある気がします。
川に黄色いペンギンが並んでいました。いつかの瀬戸内ビエンナーレでお会いしたカモメちゃんが思い出される光景。
過去のサマースクール日記にも書いたのだけど、わたしはキュビズム建築が好きなので、プラハに行ったらいくつか見に行っています。絵画の平面上の動向を三次元で表現したのはチェコキュビズムの大きな特徴で、絵画だけではなく、建築、家具、工芸品などにも見られます。なぜこんなにキュビズムが多様性をもったのか不思議。
こちらの建築はもとは住宅として機能していたようです。
黒い聖母の家、ブラックマドンナ、と呼ばれるキュビズム建築第一号のなかには家具や工芸品などを集めたキュビズム博物館があります。はじめて訪れたときにここのショップでキュビズム様式の燭台を買ったのだけど、まだ1度も使ってません。笑
▼ http://www.czkubismus.cz/
この階段の写真、よく見かけます。不思議空間。
# VisitCzechRepublic のページでも紹介されていました!
プラハでも公園や広場でマーケットや蚤の市が催されているのをよく見かけますが、わたしが好きだったのは川沿いのファーマーズマーケット。
コーヒーやスイーツのお店も多かった印象です。川に沿うようにお店が並んでいるので見て歩きやすいし、開放的で気持ちよかった。お祭りの屋台みたい。インスタ見てるだけで楽しくなるなあ。わたしが訪れた時はこんなに混雑しておらず快適でした。
かたつむりがかわいらしいパラチンキの看板。
最後に、チェコの友人が教えてくれた国民劇場近くのおしゃれカフェを。お店の名前を忘れてしまったのだけど(なんてこと!)日本語学科を出た方って言ってたっけ、日本を好きでいてくれている方が開いたカフェで、レトロかわいい雰囲気のお店だった。壁にラフォーレグランバザールのポスターが貼ってあったり!
たくさんある伝統的で有名なカフェの敷居が高いと感じるときには、こんなかわいい空間がちょうどよく落ち着きます。
豆腐とトマトのパスタ。ベジタリアン!まだ今もお店開いているのかなぁ〜