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コード譜サイトの進化について

■コード譜サイト
ギター歴34年、相変わらず下手くそなままだけど、ギターを弾いてると車で追突されて以来の持病である手足の痺れも少し忘れて居られる。暇があればギターを弾いてるのはいつもの事だけど、このところ急激にレパートリーが増えてきてる理由がオンラインのコード譜サイトの進化のおかげ。この辺をまとめた記事が無さそうだったので軽く紹介してみようと思う。

https://chordify.net/
まずひとつめの要因が2013年オランダ発の「Chordify」。YouTubeや自前のファイルなど音源を指定すると自動的にコードを採譜してくれるので、マイナー曲や自作曲などWeb上に"まだコード譜が存在しない"ものも簡単にコード進行を把握できる。認識精度やUIの悪さは問題ありだけど、Chordifyを参考にしつつコード譜を自作して他手段で管理すれば弱点も解消できる。これに気がついて、これまでwebで探してなければ諦めてたのだが、"無ければ作る"に変わった。

https://www.aki-f.com/revchord/f-search.php
自作コード譜作りという意味でもうひとつ便利なのが、逆引きコードブック。耳コピしたコードや、ボサノヴァなど弾けてるけど名前を知らないコードなどはコレを参考に名前を特定していく。ただし・・・分数コードは認識してくれにくいのが残念。

https://www.ultimate-guitar.com/
最後に1998年ロシア発の老舗「Ultimate Guitar」。110万曲、1000万人の登録ユーザーを誇る巨大"コード譜共有コミュニティ"。膨大な既存コード譜を使えるのはもちろんのこと、自作のコード譜も登録できる。自作版をsubmitすると、世界中の認定ユーザー達が即座にQuality Assuranceコメント(人によってはかなり厳しいw)をくれて、修正すると承認/登録される。オンライン上に"あった"と”作った”をまとめて"抜け漏れが少ない"自分用のセットリストが作れるので、楽器とスマホがあればどこに居ても演奏できるようになる。

上記以外にもYouTubeのレッスン動画や、コード譜サイト群(e-chords、ブラジルのCifra Club、日本版ではj-total、楽器.me、U-fletなど)なども参考になる。特にCifraなどはYouTubeでタブ付き演奏動画も提供してくれてるのでBossanovaなど少し難易度が高いものもチャレンジしやすい。息子がこの数年でめきめきとギターの腕前をあげてるのはYouTubeのお陰だし、ホントいい時代だなぁ。

※なおJASRAC管理楽曲は歌詞単体もしくはコード譜を付けたものも管理対象なので、Web上に無許可で"配信"してはいけない。そういった理由からか上記のような海外サイトにも国内の楽曲はほぼ存在しない。音楽振興って意味では逆効果で、日本の楽曲は海外でカバーされにくいって事になってますけどね。

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Yuki Tateyama
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