さよなら、会社員のわたし
今日から個人事業主(ライター)になった。
それは長年の会社員生活の終わりを意味するので、簡単ではあるが今日の出来事について備忘録がてら書き留めておきたいと思う。
3/31をもって前職を退職したので、健康保険証やPCなどを返却するために勤務していた事務所に足を運んだ。これまでと同じルートを車で走り、約束の時間通りに事務所に着いた。
社長たちと少し会話をして、所持品の返却と資格喪失証明書(健康保険/厚生年金)を受領した。
たいへんお世話になりましたとあいさつをしてその場を去った。
開業届を提出するためにその足で税務署に直行した。初めての税務署だったので少しソワソワしてしまった。1階への部屋に入り受付の機械の前で戸惑っているぼくを、税務署の職員の人たちはチラチラ横目で見ていた。
こんなときにサッと横からサポートしてくれる職員の人がいてくれたらなーと思った(ある意味甘えかも)。
受付の機械でなんの項目(要件の理由)を選択してよいのかわからなかったので、とりあえず「相談」を選んで整理券を発行して待つことにした。
番号が呼ばれるまでイスに座って待っていたのだが、あらためて整理券を見直して思ったことが、開業届の提出のためにここに来たのだから、受付の項目は「提出」を選択すればよかったと思った。
なにを思って「相談」を選択したのか自分でもよくわからないが、不慣れな場所では思考がストップしてしまうようだ。
その後すぐに番号が呼ばれ1番受付に向かった。窓口の女性の方に「相談ではなく提出でした」と言うと、嫌な顔ひとつせずこちらで受付しますよと言ってくれた。
事前に用意していた書類の提出とマイナンバーカードを提示し、申請処理はものの5分ほどで終了した。こんなにも簡単なのかとあっけにとられた。
個人事業主になった実感がまったくない中で税務署を後にし、次は市役所(支所)に向かうことにした。
建物に入り、作業着を着た窓口の中年男性の方に手続きがしたい旨を告げ、必要書類に諸々を記入し、社会保険の加入手続きをおこなった。
ここでもさほど時間はかからず、所要時間は15分くらいだった。
ただ、ひとつだけ気になったことがある。
本人確認をするためにマイナンバーカードを提出したのだが、返却してもらう際になぜか裏面を向けた状態で返却されたことだ。
おそらく窓口の中年男性は、マイナンバーカードの裏面に記載されている個人番号を書類に記入して、なにも考えずにそのまま返却したのだろう。
嫌な気分になったとか腹が立ったとかではなく、顔写真がある表面ではなく裏面のまま返却するのかーとちょっと気になった。
たぶん誰もその辺りのことは教えていないだろうし、周囲の人もそのように対応していることすら知らないのではないか。
窓口の中年男性は感じもよかったので、いわゆる接遇マナーに関しても意識してもらえれば、なおいいなと思った。
ひとまずこれで今日の一連の手続きは完了した。
自宅に帰ってからは、仕事に使う新しいツールの設定やクライアントとの打ち合わせの準備をした。
こんな自分に仕事を依頼してくれて、とても感謝している。
少しでもお役にたてるようにがんばりたい。
といった感じで特になにがどうという話ではないのだけど、ものすごく簡単に今日の出来事について書いてみた。せっかく始めたnoteなので、これからも日々の出来事やふと思ったことなどを書いていこうと思う。
今日はまったくおもしろい話じゃなかったので、次回からは少しでもおもしろい話を書こうと思います。