「テラー・チューズデイ: 8つの戦慄」から学ぶタイのホラー
邦題:テラー・チューズデイ: 8つの戦慄
原題:Angkhan Khlumpong
英題:Terror Tuesday: Extreme
ご紹介
タイの人気ホラーラジオ番組「アンカン・クルンプン」にリスナーから寄せられた実際のホラー体験を基に作られた、1話完結型ドラマ。
私はホラーが少し苦手で、見るのも迷ったのですが、タイのホラーコンテンツは面白い、とても怖い、とよく耳にするので、1話完結ならいいかと見始めました。
でもなんでタイではホラーコンテンツが人気なのでしょうか。
文化的背景
タイの文化では、幽霊や超自然的存在を強く信じ、崇めています。この霊的存在をタイでは「phi(ピー)」と呼んでおり、日常生活においても儀式やお供え物がされるそうです。また、古くから言い伝えられてきた民間伝承や信念など、タイの文化を反映する要素も組み込まれていることが多いです。
こういった文化的背景がホラーコンテンツへの強い興味審や関心へと繋がるそうです。
社会的メッセージ
タイのホラーはただただ怖いだけではないことが多いです。性別不平等や経済的不安、家庭問題など、社会問題を描いていることが多いそうです。見る人にも身近な問題が描かれたりするので、自分の経験と重ね合わせることにより、共感性が生まれやすいそうです。
感情移入しやすい
先ほどの描かれる社会問題に共感できるに近いのかもしれませんが、登場人物やお話に感情移入しやすく作られています。
大切な人が亡くなったり、誰かに裏切られたり。
この感情的つながりがあるからこそ、ホラーがより一層人気になるそうです。
実際まだ「テラー・チューズデイ」の中で最初の2つしか視聴できていないのですが、
どちらも主人公や幽霊側の経験や感情を理解できるというか、
寄り添ってあげたくなる気持ちにさせられます。
この勢いで他のお話も見てみようと思います。
ご一読いただきありがとうございました。