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わたしが母の病気と向き合うためにしたこと
前回の記事で投稿した、
でお話した母の病気にわたしがしたことを今回はお話しようと思います。
専門医に受診する
私の母が発症した病気は、
統合失調症でした。
統合失調症とは、幻覚や妄想といった精神病症状や意欲が低下し、感情が出にくくなるなどの機能低下、認知機能の低下などを主症状とする精神疾患で、4つの期間に分かれているとのことで、
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統合失調症は病気の経過により、前兆期・急性期・消耗期(休息期)・回復期に分けられます。それぞれの病期で特徴的な症状が認められます。
よく考えれば、前兆期の症状の段階で、手を打てたのでは、と今では考えてしまいます。
実際にわたしが母を連れて病院に行ったのは急性期の状態だったのですが、
そのまま放置していても、本人が悪くなるだけでなく、家族もどうしたらいいのか分からないと思いました。
だれかそれについてわかる人に話を聞きに行くだけでも、違うと思ったので、まずは専門医に相談しに行くことをオススメします。
本人ではなく、家族だけでも相談に乗ってくれる先生がいるので、そういう方にご相談だけで、気持ちが楽になるので、抱え込むことはしないのが大事だと思いました。
病気になったことは仕方ないと考える
この病気は、100人に1人がかかると言われています。
決して珍しいものではありません。
1%の確率でなる病気だから、周りのせいでなってしまったというわけではなく、いろいろな要因があってなったことだというように考えることにしたらとても気が楽になりました。
母と外に散歩に行く
外に出かけるまでに少し時間がかかりましたが、
桜を見に行ったり、外に散歩に出かけるようにしました。
まわりが気になることも多いようですが、
出かけると気持ちも楽になるのか、
わりと合っているような感じがします。
出来ることは自分でやらせる
やってくれたら感謝を伝える
基本的に出来ることは自分でやってもらっています。
発症して酷い時期は、家事はほぼできない状況で、寝ているか不安に駆られて動いているかの2択でしたが、今では洗濯や食器洗い、食事の準備も少しずつ可能になってきています。
やってくれたことに対してきちんとお礼をすることにして、思いはきちんと言葉にすることを意識するようにしました。
反応に敏感になっている気がしたので、
やってくれてありがとうという気持ちをしっかり伝えることが大事かと思い、日々過ごすようにしています。
母と話をする
話す内容はたいしたことはない内容ですが、
できる限りいろんな話をしています。
話をすると、ちょっとの違和感も感じられる気がしているので、なるべく沢山話をするようにしています。
わたしがしていることはこのくらい。
一体これが正解なのか、分からないけれど。
母と向き合うことを決めたので。
しっかりと私なりに向き合うことにします。
もし、今悩んでいる方の役に立つことができたら、とっても嬉しいと思います。
主治医の先生からは、現時点で治療の10%にも達していないから、
これから頑張っていこうねと言われた、最近ですが、
ゆっくり前を向いていこうと思います。