"高校同級生"マサと共にKリーグ挑戦 磐瀬剛 「マンガを見る時間に韓国語を勉強しました」
引用:https://www.mbcsportsplus.com/news/?mode=view&cate=&b_idx=99763837.000
-石田雅俊と親友の仲である磐瀬剛、Kリーグ初シーズン終えた
-「マサが毎年成長するのを見ていると、Kリーグで活躍したい気持ちが大きくなった」
-「Kリーグでプレーして強いプレスに勝ち抜き、パスをする方法を身につけた」
-「一日1時間以上韓国語の勉強を着実にしようとした」
「Kリーグ好き?韓国でプレーしてみるのはどう?」
これは石田雅俊が2020シーズンを終えて新しい所属チームを探していた磐瀬剛に送った言葉だ。
二人は高校の同級生である。マサと磐瀬は学生時代から本音を打ち解けた親友の仲だ。プロデビューシーズンの2014年にはJ2リーグ京都サンガF.C.で共にプレーをした。
磐瀬はプロデビュー後、2020年まで日本でのみプレーをした。国外リーグの経験はなかった。
親友の言葉に好奇心が生じた。磐瀬はマサがKリーグを経験しながら技術がうんと成長したのを分かっていた。特にマサがKリーグを推薦することには確信がついていた。
磐瀬は2021シーズンを控え、Kリーグ2・安山グリナースFCのユニフォームに袖を通した。安山はマサの古巣だ。マサは2019シーズンの安山のユニフォームに袖を通してKリーグにデビューした。
磐瀬は 「マサと真剣にKリーグ挑戦に関連した話を交わした訳ではなかった」「マサの言葉を聞いてKリーグの情報を一つ二つ探して興味が付いた」と言った。
「マサは友達だがグラウンドの中では競争相手だ。マサよりサッカーが上手ではなければならない。日本ではパス、技術が優先される。新しいサッカーを学びたかった。マサは韓国で生活し、より良いサッカー選手に成長した。グラウンドの内外で新しい経験を積んで、より大きな大人になったようだった。私も経験したかった」
日本選手はパスだけ上手い?磐瀬はグラウンドの上の闘士だった
磐瀬剛は2021シーズンKリーグ2 26試合に出場して1ゴール1アシストを記録した。
磐瀬は守備型ミッドフィルダーだ。攻撃ポイント(ゴール or アシスト)を上げる機会が多いアタッカーではないので注目度が落ちる。
しかし、磐瀬は2021シーズンの安山グリナースFCに必要な選手だった。磐瀬は運動量が多い。主審の試合終了ホイッスルが鳴るまで攻・守で休むことなく行き来する選手だ。パス能力に優れ、チームの攻・守を繋ぐ役割も引き受けた。
闘争心もあった。磐瀬は自分より大きくて力強い選手との戦いから退くことがなかった。ボールの所有権を守るために身を投げることも多かった。
磐瀬は「韓国サッカーがパワーとスピードを重要視するというのはKリーグに来る前から知っていた」とし「経験してみると思ったよりも荒くて速かった」と話した。
「もっと大きい選手に成長したい。大変で難しいと退けば元に戻る。Kリーグを経験しながら強いプレスを勝ち抜きパスする方法を身につけた。特に安山はボールを奪う瞬間にカウンターを始める。前へのパスを繋げなければならないという認識が強まった。」磐瀬の話だ。
2021年は磐瀬が国外で生活した初年度だった。難しいことは無かっただろうか。
磐瀬は 「Kリーグに挑戦する前 "韓国人は親切だ"と言う話をたくさん聞いた」「韓国で生活し、そんな言葉がどうして出てくるのかが分かった」と言った。
磐瀬は引き続き 「クラブスタッフたちがサッカーにだけ集中するように常に気を使ってくれた。知らないことがあって聞いてみると、常に笑顔で説明してくれた。仲間たちも同じだった。感謝の心を何度も感じた一年だった」と話した。
「マンガを見る時間に韓国語勉強に熱中しました」
石田雅俊は韓国語の勉強に熱中することで有名だ。短いインタビューは韓国語で行うほどだ。
マサが韓国語を勉強する目的は明確だ。マサは最高の選手を夢見る。韓国で最高の選手になるためには監督、コーチ、仲間、フロントなどと支えなく話し合わなければならない。マサが韓国語を勉強し、仲間に積極的に近づいてコミュニケーションしようとするのはこのためだ。
その影響だろうか。磐瀬剛も韓国語の勉強に熱中した。マサのようにインタビューを韓国語でするほどのレベルではない。しかし、簡単な挨拶とサッカーの用語は理解して表現することができます。
磐瀬は「マサのように韓国語を話せると韓国生活にもっと溶け込むことができる」「チーム練習を終えた後にできることも多くなかった」と話した。
「コロナ時代だ。あちこち歩き回るとチームに迷惑をかけることになる。通常の練習を終えたらすぐに宿に向かった。日本では時間の余裕があるたびにマンガを読んだ。韓国では日本のマンガを買うのは容易ではない。それで韓国語勉強に精進した。1日1時間以上着実にしようとした。」磐瀬の言葉だ。
磐瀬は10月31日、全南ドラゴンズとの試合を最後に2021シーズンの日程を終えた。磐瀬は11月4日に日本に帰った。
磐瀬は 「韓国で生活してとても不思議なことが一つあった」「韓国の人々はものすごく辛い食べ物を食べても汗を流さないということ」と笑いながら言った。磐瀬は引き続き次のような言葉を残した。
「初めて韓国料理を食べて苦労した。とても辛かったです。今は殆どの食べ物は汗を流さずに食べる。韓国生活によく適応したという意味ではないかと思う。マサが2020シーズンに続き、もう一度Kリーグ1の昇格に先に立とうとしている。個人のスケジュールがあり、現地で友達を応援できない。大田が昇格したらと思う。念願だ。2022年には両方とも成長し、グラウンドの上で会いたい」
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