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R/N 001 TNPポーチ化計画

mart(https://x.com/mart_ltd?s=21)がいたく感動してX(旧Twitter)に投稿していた。

なんだか反響があったようなので少しまとめてみた。

1.背景

私自身、頭痛持ちな上に頚椎症との診断をうけ、昼夜問わず痛みと格闘している。

朝昼夕の薬もあれば、頓服もある。
朝昼を外で食べることもあれば、夜会食のみもある。
複数の薬局で処方をもらうため、一包化もしてもらえない。
薬を飲むタイミングも場所もばらばら、時には飲んだかすら覚えていない。

まぁいいか、薬用のポーチに3日分くらい入れといて、なくなったら補充しようそうしよう

なんて やれるわけがなかった。

ポーチに補充は忘れるし、完全にポーチを家やらデスクやらに忘れるし、仕込んでおいた予備も飲んだのも忘れ、完全に薬なしの一日を過ごしたが、とても耐えられるものではなかった。

ジップ袋に小分けで入れて持ち歩くのも考えたが、「なんかめんどくさい」。

「めんどくさい」と思ったら改善すりゃいい
と心の中のmart🦍は言う。天啓。(どうだか)

なので、ズボラ管理職がデスクに置きっぱなしでも恥ずかしくないよう、改善を行ったのが「TNP(トラベラーズノート パスポートサイズ)をポーチにする」計画である。


2.試行

そもそも、私はものづくりが不得手である。

以前、martのマネージャーなんだからものづくりはできて当然といったご意見を頂戴したことがあった。
そんなことを言われても、できないものはできない。不器用なことこの上ないので仕方がない。大人なので、不得手な土俵では戦わないのだ。

そんな私は考えた、「既製品を使い倒すプロになろうそうしよう」と。

そんな私の目に留まったのが、「トラベラーズノート」である。

トラベラーズノートといえば、そのリフィルの種類の豊富さ、カスタマイズのしやすさ…など「持ち運ぶこと」を前提としたアイテムである。
自分の手持ちトラベラーズノートにふとジッパーケースが挟んであるのに気がついた。

これだわ

結果は大成功。

Fig.1 外見

一見、普通の手帳と変わらない。
この写真を撮って、しばらく手入れしてないことに気づく。
これならうっかりデスクに置いたままでも大丈夫そうだ。

Fig.2 使用状況

なんといってもこのジッパー部に薬をシートごと入れておけるのだ。場合によってはカード入れ部分にもちょっとした薬を入れておけるのだ。また、薬以外にもメガネ拭きシートやアルコール消毒綿(目薬はさすがに無理だった)を入れておける。最高。


3.実用と改良

そしてさらに、「あれ?薬飲んだっけ?」を予防するために、トラベラーズノートのリフィルにチェックリストをつけてみた。

Fig.3-1 チェックリスト使用例
Fig.3-2 チェックリスト使用例

ちなみに、チェックリストは当初手書きだったがmartが作成してくれた。ありがたや。

左側にチェックリスト、右側を空きページにしておくことで、日々の症状や薬の使用感をメモすることが出来る。主治医へのフィードバックもこれでスムースに出来そうだ。

ただ、モノには限界というものがあり、薬の種類や量によっては、入れる量に限界があるが、今の私には充分な量が持ち運べている。最高。


4.考察

トラベラーズノート、奥が深い。

あんなに悩んでいた薬がポーチの中で行方不明になるのが、こんなにスッキリ片付くなんて。
そして飲み忘れ防止&主治医へのフィードバックまで解決するなんて。
トラベラーズノートの可能性は無限大なのである、ということを改めて思った。

もし、また別の使い方を発見した方がいらっしゃったら、是非フィードバック願う。

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