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映画の主人公の行動さえも、自分で選択する時代が来たらしい
別にNetflixの回し者ではない。が、目隠しで巡るバスツアーに続き、Netflixが面白そうな映画イベントをしており、先程体験したので紹介する。
昨日12月28日にSFアンソロジーであるブラック・ミラーの新作「バンダースナッチ」が公開された。
「あれ?さっきイベントって言ったけど、普通に映像作品やん」と思ったかもしれない。
が、予告編にも書かれているとおり、これはイベントの位置づけ。
何故なら、ストーリーの途中で、視聴者は何度も主人公の次の行動を選択肢から選ぶことになり、それによって次の内容や結末が変わるからだ。
例えば「オファーを受ける」or「オファーを断る」といった具合に。
ちなみにこれによって得られるのは、「自分が主人公になったような没入感」ではなく、「人を意のままに操る神」のような感覚だった。
主人公にエゲツないことばっかりさせたった(笑)。
自分の選択によってストーリーが枝分かれするため、一応表記上では90分のイベントだが、全部のルートの映像を合計すると5時間を超えるらしい。
イベントでは一つのルートを終えると、ある程度巻き戻り、別の選択肢を選んだ場合のifルートを楽しむことができる。
が、1回で全てのルートを観ることはできず、何回か結末を観るとひとまず一旦終了し、クレジットが流れる。
僕が体験したときに観たのは、全部バッドエンドで、ハッピーエンドはまだ見つかっていない(笑)。存在するのだろうか…
自分で選択・アレンジする娯楽
近年、娯楽は内容を自分で選択・アレンジすることによって、楽しむものが増えている。
最たるものがフェスだろう。
1日のスケジュールで、たくさんあるコンテンツのなかから「この時間は誰々のライブ、次はあっちのステージ、その後はフェス飯!」といったように。
なんならフェスに居ながら何もせずのんびり過ごすという選択肢もある。
人の数だけ楽しみ方がある。
映画ですらそんな時代が来るのだなあ。