【勉強用】いろんなフリカッセの動画をまとめてみた
フリカッセとはフランス家庭料理の白い煮込み料理。日本のシチューに似たような感じです。そんなフリカッセを紹介しているYouTube動画を集め、それぞれの特徴をメモしてみました。
また、自分で作るときにどういったところがポイントとなるかもまとめています。
【市販のルーに戻れない】と何度も言われたフライパン1つで作る簡単シチュー<鶏のクリーム煮>
食材
鶏もも肉
にんじん(銀杏切り)
マッシュルーム(1/4カット)
ニンニク(微塵切り)
白ワイン
生クリーム
特徴
鶏肉を最初に焼くときに、そこまで色がつかない程度で上げています。
ブイヨンやコンソメなどの旨味補強をしてない分、野菜をしっかり炒めることで野菜の甘さを引き出しています。
食材を薄めにカットしているので時短にもなりそうです
【鶏のクリーム煮】意外と知らない簡単なフランス家庭料理の作り方
食材
とりもも肉
小麦粉(鶏肉にまとわす)
マッシュルーム(1/4カット)
玉ねぎ(微塵切り)
ニンニク
チキンブイヨン
白ワイン
生クリーム
特徴
上と同じ人のレシピですが、こちらは鶏肉を焼くときにしっかり焦げ目をつけています。焼く前に小麦粉を塗すことでより焦げ目がつき、最終的な濃度もつきます。
もう一つ異なっている部分はチキンブイヨンを使っているところ。しっかりとした味を感じれそうです。
【一度は試して欲しい】名店シェフが教える、本当に美味しいクリームシチューの作り方【ブラッスリー ポール・ボキューズ 銀座・星野晃彦】
食材
鶏もも肉
薄力粉
野菜(玉ねぎ、人参、セロリ、じゃがいも)
白ワイン
タイム
チキンコンソメ
生クリーム
ルーブラン
レモン汁
特徴
鶏肉はしっかり焦げ目をつけているのですが、カットする前に焼くことで、より香ばしく仕上げています。
煮込む際にクリームは入れず、水(と白ワイン)だけで煮込んでいます。生クリームで煮込んだときに煮詰まって重くなるのを避けています。
生クリームを煮詰めなければ濃度があまり出ません。そこでルーブラン(小麦粉とバターで作ったルー)を入れることで最終的な濃度をつけています。
『豚肉のフリカッセ』パスタにもごはんにも合う!
食材
豚肉(ヒレ)
野菜(きのこ、玉ねぎ、小玉ねぎ)
にんにく
ブーケガルニ
白ワイン
バター
生クリーム
カレー粉
特徴
香り付けにニンニクとカレーを入れているためかなりパンチがありそうです。
こちらもまた煮込むときに生クリームを使っていません。
まとめ
仕上がりの色合いを意識する
基本的には鶏肉を煮込む前に炒める工程があるフリカッセ。しかし、レシピによってどれくらい炒めるかが変わり、それにより最終的な色合いを調整します。皮目がしっかり色づくまで焼くのと、色づかないようにさっと焼くのでは仕上がりが変わってきます。
濃厚にするか、軽くするか
煮込む工程はどのレシピにもありますが、生クリームを含むかどうかで最終的な"重さ"が変わってきそうです。生クリームを入れて煮込んだ場合、生クリームが煮詰まるのでもちろん重くなります。
水だけで煮込み、最後に生クリームを入れればその分軽い仕上がりになります。その場合は、ルーブランや、コーンスターチなどを入れて濃度をつけています。
最後に
同じ料理でも作る人によって違うのが料理の面白いところですね。重さはどうするか、色合いは。。。野菜は何を使うか、など。
一般的な正解というのはなく、いろいろ試した中で自分が1番好きだと感じたのが、自分の中での正解なんだと思います。
ぜひいろんなフリカッセを試してみてください😄