[メルマガバックナンバー3]シャンパンタワーと愛情を表現する5つの方法
こちらの記事は2019年7月1日にメールマガジンとして書いた記事の一部です。私も日々、気づきと成長を繰り返しているので、今の私とは少し見解や思うところが違うところもありますが、今のタイミングで、このシャンパンタワーや自己愛、他者愛についてのお話をおもしろいと感じて下さる方もいらっしゃるのかも!?と思いアップしてみることにしました。
よろしければ読んでみて下さい。
今回の本編は「愛の表現とグラス」のお話です。まずは2枚のイラストから。
こちら《シャンパンタワーの法則》
自分がシャンパンタワーのトップにいて、自分が満たされると自分の家族や友人、そして社会へとそのエネルギーが流れていくというもの。シャンパンのようにキラキラ弾けるエッセンスで自分を満たし、家族を満たし、社会を満たしていきましょうというものです。
この図だと私たちはそれぞれがシャンパンタワーのトップのグラスになります。
こちらは《トリクルダウン経済理論》
trickle down とは滴り落ちるという意味。富める者が富めば、貧しい者にも自然に富が滴り落ちるという経済の理論の一種だそうです。
こちらの図では自分のグラスがどの位置か、人によって感じる場所が違うと思います。
(*画像も意味もネットから拝借しました。)
もう何度も書いていることですが、私たちは自分が見たいと思ったものを見て生きています。どんな仕事でも、どんな収入でも、どんな学歴でも、どんな過去を歩んでいても、自分がシャンパンタワーのトップになりたいと思えば、その世界を見ることができます。どんな順番でグラスを列べるかは、自分自身の自由です。
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先日、スタジオの掃除をしている時に鏡に映った自分の顔を見て、
「あれ?私、全然いい顔してないやん」と思いました。
お化粧が上手いとかパーツが綺麗とか、そういう問題ではなくて。テレビで芸能人を見ていて、「この女優さん、売れてて綺麗だけどなんかしんどそうだな〜」とか、「この芸人さん、ブサイクっていじられてるけどイキイキしていて見てて面白いな〜」とかそういう感覚です。
その日の私の顔は、
”自分の好きなことをしてない人の顔” でした。
確かにここのところ、夏のイベントの準備や主人のお弁当を作る機会が増えたりと、ちょっとバタバタしていました。自分のグラスからLoveというお水が減っていってる感じ。
忙しくなることは事前にわかっていたので、自分のことを肯定的に褒めたり、マッサージの時間を長くしたり、睡眠時間を長く取ったり、気は使っていたけれど、どうにも疲れが取れていない。
「どうやったら自分のグラスにまたLoveが溢れてくるだろう?」
時間を取って自分の心の中を観察してみることにしました。
そこでみつけた私の発見!
「The 5 Love Languages」というものをご存知でしょうか。愛の表現には5つの種類があるというもの。(日本では「愛を伝える5つの方法」という本が出ているみたいです。ファンサイトも沢山あります。興味がある方は調べてみて下さい。)
1.肯定的な言葉(Words of Affirmation)
言葉で愛情を表現すること
2.サービス行為(Act of Service)
相手のためにサービス・行動で愛を表現をすること
3.贈りもの(Receiving Gifts)
贈り物をすることで愛を表現をすること
4.クオリティタイム(Quality Time)
二人で過ごす時間をもつことで愛を表現をすること
5.体の触れ合い(Physical Touch)
スキンシップで愛を表現すること
私たちはこの5つの表現方法の中からそれぞれ得意なジャンルが2つくらいあります。同じように、それをされると強く愛されていると感じる表現方法も2つくらいあります。
私はこれを知ってから、周りの人たちの愛の表現にたくさん気づけるようになりました。愛に気づく頻度が増えると、当然、自分の中のグラスにもLoveが注がれていきます。
そんな愛の表現について、
私が自分の顔を見て気づいたことは、
「自分自身に対する愛の表現」
私は意識的に、自分のことを褒めたり(肯定的な言葉)、マッサージ(サービス行為と体の触れ合い)をしていたけれど、圧倒的に「贈りもの(Receiving Gifts)」と「クオリティタイム(Quality Time)」が足りていなかった。足りていないというより、ショッピングや瞑想、自分の心に浸ることが、自分にLoveを注ぐことと上手く結びついていませんでした。
どっちも大好きなことなのに、それが愛と気づかなければ、グラスにLoveは注ぎ込まれないし、いつまで経っても満たされません。
ということで!
思い切って大阪にショッピングに行きました。自分の心のワクワクを最優先する時間、普段入らないようなお店にも入ってみたいと思ったら入ってみる。めっちゃ可愛いと思ったワンピースは、普段、自分が購入する洋服の2倍以上の金額だったけれど、「愛のグラスを満タンにするにはこのギフトがぴったり!」と思ったので、「えいやぁ!」と買ってみました。
電車に乗った帰り道、心が満たされていくのがわかる。電車は混んでいるのに、疲れが取れていくのがわかる。側から見たらストレス発散の衝動買いに見えるけれど、私にとっては普段しない愛の表現で自分のシャンパングラスに愛を注ぐ行為でした。
もし、ショッピングやギフトで満たされていないと感じている人がいるならば、他の項目で自分に愛を注げているか感じてみてほしい。
Loveは外から注ぎ込まれるだけではなく、自分の内側からだって溢れさせることができる。ぜひ自分をシャンパンタワーのトップに置いて、たくさんのLoveを注ぎ込んで下さい。