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祝!国際大会優勝! 【卓球】南の島でナショナルチームのヘッドコーチ!?その2

今回は、途上国卓球ナショナルチームの国際大会の模様などをお伝えします。

まずはパシフィックゲームス

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色んな種目の選手と一緒に参加しましたー!

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写真は開会式です。

なぜかキリバス共和国の選手団と一緒に入場行進をして、キリバスの伝統的な踊りを舞台上の最前列で踊るという素晴らしい経験ができました。笑

テレビで広い地域に中継されていたため、大洋州地域に派遣されている協力隊の仲間から「テレビ出てるやん!」とメッセージがけっこうきて驚きました。

肝心の試合ですが、選手は早々に負けました。笑

次はオセアニアチャンピオンシップ ※日本でいうところのアジア選手権

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各国の選手同士かなり仲が良くて、同窓会みたいな雰囲気。良いライバルです。

Choy(ジョーイと読みます)というキリバス共和国のチャンピオンはけっこう強くて、国際大会でもぼちぼち勝ちます。

シングルスは調子が出ずダメでしたが、ダブルスではバヌアツの選手とペアを組み

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オーストラリア、ニュージーランドのペアを破り、なんと優勝!!※黄緑のユニフォーム着ているスキンヘッドがChoy

私は2人のベンチに入っていたこともあり、一緒に表彰台にのぼらせてもらいました。笑

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オーストラリア、ニュージーランド以外の選手が卓球のオセアニアチャンピオンシップで優勝するのは全種目通じて史上初とのこと。

やるやんChoy!

そして優勝も束の間、次の日にはオリンピックの大陸予選をそのまま行うという鬼畜なスケジュール。

大会会場は、かつて監獄だったところを映画館として利用しているなんとも面白い場所でした。

映画館の客席から卓球の試合を見る感じをイメージしてください。

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この試合に勝ったらリオオリンピック!

という決定戦までこぎつけたのですが、

対戦相手はなんとダブルスパートナーのバヌアツYoshua選手(ヨシュアと読みます) ※2人は親友

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彼はロンドンオリンピックも出ているバヌアツ卓球界の英雄で、人間性も素晴らしかったです。

試合結果は…


1-4で残念ながら敗退…

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ジュース2回に9-11が1回あったので、競り合いを制することかできませんでしたね。ホントにちょっとの差。でもこれが勝負です。

試合後は2人で泣きながらビールを飲みました。

実はChoyはキリバスでは数少ない建築士で、毎日本業で忙しい中、練習に励んでいました。

朝5時起きでChoyの家に行き、彼を起こしたあと2人で朝練を毎日2時間、というのがオリンピック予選までの1年間のルーティンでした。

卓球協会にお金が無く、照明代金を払えないため日の光のみで練習。

雨がふったりすると球が見えないのでサーブ練習と筋トレというようなハンディキャップがあるなか、良く頑張ったと思います。

大好きなビールも我慢しながら練習を頑張っていたので、Choyも悔しかったみたいですね。

私もオリンピックに関係者として参加したいなーという夢があったので、凹みましたね…。

ただ制限がある中でやれることは、全てやったと思えたので、試合の次の日は2人ともスッキリしてました。

簡単には味わうことができないあの緊張感、選ばれた人しか踏み込むことのできないあの空間にいれたことは、私の人生でも大きな財産になりました。

はい!ということで今日はシニアの国際大会についてお届けしましたー。

実はジュニアの国際大会もめちゃくちゃアツイんですが。笑

それはまた次回に!

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