君はノストラダムスを知っているか
若い人は知らんかもしれんですな。
私がまだ幼かった頃、「ノストラダムスの大予言」なる本がブームになった(らしい。ガチ子供だったんでよく知らんけど)。端的に言うと世界は1999年に滅ぶという奴だ。
ミシェル・ド・ノストラダムスというこの人物、本業は医者だったらしいが占星術師もやってて、なんか降りてきたのか星読みをして「こういうことじゃね?」と思ったのかどうか知らんが、そういう諸々を「諸世紀」という書物にしたためたのだそうな。
内容は四行詩になってて、やたら難解かつ抽象的で正直なんのこっちゃな文章だとか。(実物読んだことないので知らん。そもそも古いフランス語で書かれてて、研究者も解読に苦労するらしい)なんか厨二くさい、とか言ったらアレだろうか。
その中で数少ない年号が書かれてる予言が例の1999年問題なんだそうだ。
(他は年号とか無いからそれっぽいの適当に当てはめたら予言に見えなくもない、という話。これと似たトリックが「バチカン奇跡調査官」(藤木稟氏著:角川ホラー文庫)にあるのでご一読を。)
というわけで問題の1999年があと30年ばかりでやってくる、という時代にそういう本が流行ったという最初の話に戻る。
折しもユリ・ゲラーの真似をしてスプーンを変形させて母親に怒られた少年たちがわんさかいた時代、テレビでもちょいちょいその手の特番が組まれていて、予言に書かれた「アンゴルモアの大王」とは何か、その時何が起こるのか、という話題は実にホットなものだった。
隕石が落ちてくるだの旱魃が起こるだの、WW3が起こるだの、その他かなりのトンデモ説も併せてまさに百花繚乱の様相だったというから賑やかしい。
で、実際はどうかというとコンピューターの2000年問題で一部IT関連の人達が血眼になったぐらいで、隕石も世界的旱魃も来なかったのは周知の通り、そして某悪魔教の信者だった私は最後のミサ会場となった東京ベイNKホールで泣き叫んでいた。(とはいえその後もちょいちょい再結成してくださるので、大変ありがたい限り)
そして時は流れて現在2024年、巷ではなんかやけに「2025年7月」というワードを耳にする。
正直「なんかまた出てきたなー」という程度であんま気にしてないのだけれど、こう頻繁に目にすると嫌でも意識の片隅にひっかかる。
なんでも人間というのは定期的に物事をリセットしたがる習性があるんだそうで、滅亡論とかその手のやつもこれまた定期的に湧いて出るのが言ってみれば世の摂理みたいなものらしい。これは世界史でも見てるとなんとなくわかると思う。戦争だの疫病だの不景気だの公害だのでなんかこう、世間が停滞ムードになると出てくるお約束的なものと言っていいだろう。
今回のコレもまぁ似たようなもんかな、とは思うが、口実(っていうとアレだ)的なものとして惑星の動きはあるらしい。
占星術的には2025年には大きな惑星の動きがあるのだそうだ。
3月に海王星が12宮の始まりである牡羊座へ移動する。
5月には土星も同じく牡羊座へ。
6月には木星が蟹座へ移動。
7月に移動するのは天王星。牡牛座から双子座への移動、となる。
ちなみにこれらに先駆けて2024年の11月に冥王星が水瓶座に移動しており、天、海、冥が短期間にまとめて移動するのは珍しいこと、らしい。
天王星やら冥王星は大きな変革を司る星でもあるので、この辺が動くと「何かあるんじゃ無いのか?」という読みになるのだとか。
よく界隈で耳にする「風の時代」という奴も本格化する、と言われてるのでまぁ何か変わるったら変わるんだろう。
てか変わらないものなんて無いのが世の常。諸行無常と平家物語でも言ってるし。
そんなことを占星術初心者の私がどうこう言ってもしょうがないので、詳しくはコチラをご覧になることをお勧めする。
私のタロットと占星術のお師匠、かげした真由子先生の「星占いダイアリー」。
2025年という一年をどう歩いていくか、ひとまずこれをガイドブックにしてりゃ間違い無かろうと思われる。
各星座の2025年一年を通しての運勢や毎月のアドバイスも書かれてるし、YouTubeやインスタで配信されてる毎日の星読みについてのお知らせも併せてチェックしてれば備えは万全。
満月や新月、そして立春みたいな重要日には配信もやってるのでご注目。
ちな、10/30までの購入特典もあるのでご購入希望の方はお早めに書店に駆け込むことをお勧めする。(ネットではなく書店というのが大事)
というわけで何が言いたかったのかというと宣伝だ。
よろしく。