喋るのは体力がいるという事…弱ってる時に気がつく。
ちょっとお腹の調子が悪い時とか、お腹に力入れられないから小さい声しか出せないことありますよね?普段は気がつかないけど、弱ってる時に健康の有り難さが身に沁みます。
口は声を出す、食べる、両方使い分けてくれてます。花粉症がひどく鼻が詰まった時、食事すると味があまりしないし息が出来ないのでしんどいのを覚えています。
食べるのも一苦労でした。
歯の治療中、反対の歯の被せてある歯が外れて、どちらも噛みにくくなり、あまり噛まずに食べていた時があります。何だか味気なく食欲も落ちてしまって一気に老けた気がしました。
本当に小さい事ですら、調子が狂うといつも当たり前に出来ることがすごい事!素晴らしい事!だったんだと自分の身体に感謝します。健康って有り難いなぁと感じます。
生きてる間ずっと美味しく食べられる事は幸せを感じられる事じゃないかと思います。正しく健康のバロメーターですよね。
食べ物を喉に詰まらすとか誤嚥が原因で肺炎になって亡くなる…高齢者になればなるほど死因の上位になっています。
ある日突然、喉の筋肉が弱くなるわけではありません。だんだん年齢と共に弱ってきますが、皆さんも食べる時、むせることありますよね?
大昔と比べてあまり噛まなくても食べられる柔らかいものが多いので、噛む回数も減って顎の力が弱くなっています。
今の高齢者よりも早くに誤嚥しやすくなるんじゃないかとふと考えてしまいます。
喉の動きや唾液の分泌を良くするために、歌うとか声を出す体操を介護施設などで食事の前に必ずされる所が多いと思います。
他に喉の筋肉を鍛えられる体操をご紹介します。
寝た姿勢で、つま先を立て肩をつけたまま首だけ起こして、つま先を10秒見る…
これを3セットくらいすると喉の筋肉が鍛えられます。けっこうキツイですよ〜
血圧高い方や、頚椎や脳の疾患がある方、手のしびれなどある方は医師と相談して下さいね。
そして首が歪んでいると神経伝達や筋肉のバランスが影響して誤嚥しやすくなるので、姿勢調整のケアも大切です。
お口や歯のケアをするように、姿勢のケアも健康のヒケツです。美味しく食べられ、自分の足で歩ける身体作りができれば、自分と周りの人達の笑顔が広がります。超高齢化社会の未来を明るくしたいです。