何でこうなった?
22歳。まだ世間的に見ると若いのかな。しかし4年亜kん本当に色々な事があったが、今の自分を見てみると本当に何でこうなったのかわからない。
今までは何でこうなってしまったのかと本当に悔しくて、辛かったけど今は何とも思わない。毎日仕事だけど、仕事だと思わない。遊びだと思っている。遊んでたらお金がジャバっと振り込まれる、そんな感覚だ。
私は小学校6年生、つまりあの時は11歳か、、年齢だけ見ると随分子供のように思えるが今思ってもあの時の私は大人に近かったと思う。その時に県内の学費の安い公立中高一貫校に惹かれて入学した。入学してからというもの楽しかったと覚えている(人間の記憶というものは悪いものを自動的に排除して最終的に思い返してみると、いいことだけが残るような気がしているが。)そこは挑戦する機会が与えられていた。そんな中体育委員長に立候補したり、中学3年では生徒会長にまでなった。能力はなかったが、そういう経験を重ねてきたから、挑戦すれば成功するというマインドセットが出来上がっていったのかもしれない。自分が本当に可愛いと思う女の子と中学2年生だったかな?告白して付き合ったりもして、そういった中で自分の成功体験ができていったのかもしれない。絶対に自分の欲しいものは手に入れる事ができるという確信が築かれていったのかもしれない。高校になって私は陸上部に入って怪我ばっかりして挫折を味わった。本当に自分がしたいと思うことを身体の不調でする事ができなかったからだ。しかし一生懸命勉強した甲斐もあって神戸大学に入学する事ができた。
大学に入ってからというものクズみたいな暮らしであった。毎日とにかく寝まくった。そして授業が終わると1人で帰って、本当に何をしていたのか今でも思い出せない、ただ唯一思い出せるのは、なぜだかわからないがめちゃくちゃに病み散らかして、日本酒を抱えながら夜外に出て、他人の自転車に乗って帰って、後日もその自転車を自分のものかのように乗っていると警察に捕まったということだ。初犯だから前科はつかなかったが、指紋もDNAも全部取られた。そこで私は所有離脱物横領という罪名が付与された。大学に入って警察にお世話になると思わなかった。
大学で入った寮では外国人が夜中に電話で大声で電話することに腹をたて、本気で嫌がらせをしたりした。
私は私が通常通り大学院あるいは会社に入るものだと思っていた。選択肢はその二つしかないと思っていた。しかし気づけば就職活動もろくにせず、軽自動車を毎日乗り回しながらお金を稼いでいる。不思議なもんだ。
簡単にいうと、今まである程度エリートコースを進んできた私が、大企業や官僚になる可能性や機会があったにもかかわらずそれを全て放棄し、高卒でもできるようなAmazonの配達員になる選択をしたのである。
私としては神戸大学に行ったのになんで会社に取り込まれないといけないのか、ここまで頑張ってきて社会の歯車になるだけの人生なのか?と、就職活動を非常に嫌に思っていた。だから私は何としても自分で自分のビジネスを持って自分で仕事を作ってお金稼ぎをしたいと思ってきた。今でも会社に入ることは社会の奴隷になることだとまでは思わないにしても次のように思う。
会社に入るということは誰かの資本の一部になることだ。誰かの資本の一部になることはどういうことかというと、1人が生み出す剰余価値をxとすると、自分自身はx-yの価値を受け取る。しかしその間に資本家は何百人もの従業員を雇い、Σyだけの価値を得ているのだということである。
自分は資本の一部にはなりたくない、自分は資本を集める側になりたいと強く考えているのである。
こんな人間は就職市場とは全く逆方向の人間である。(私は人材という言葉が大嫌いであって、何でこの社会の労働者は自分が材料扱いされていることに腹を立てないのかが疑問である)
もちろん自分自身Amazonのしほんにはいっているのは事実だ。しかしそこには誰かに働かされているのではなく、自分で働きに行くという能動的な意識がある。
私は22歳という若さであるけれどももうかなり歳をとったような気分である。4、50歳の人たちと仕事をする事が多いし、そうでなくとも、自分の考えは同世代の考えと比べて異質であることを理解している。そのように考えると、私は今4、50代の人と比べて2、30年得をしていると考える事ができ、この有用な時間を無駄にせず使いたいところである。
俺は今どん底だと思う。Amazonの配達員を始めてから彼女に振られたし、仮想通貨で、大学2年生の頃から毎月3万3千ずつ貯金していたお金を全て仮想通貨で溶かした。全額55万円。俺が大学の頃苦しくても雨の日でもバイクに乗ってウーバーイーツで稼いだお金だった。そのお金は興奮によって一瞬に消え去ってしまった。またその後彼女も消え去った。本当にあっという間だった。自分がずっと好きだった別の女の子が大事な話があるのと言って彼氏と別れたというのをきたいしていたら、彼氏と結婚しているんだと言った。
はてはて。自分がどんな事業をすればいいのかまだはっきりとわからないし、今後どんな人生になるのか全く見当もつかない。どうなるのか。はてわからぬ。
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