アイディア農場プロジェクト:「超」英語勉強法
このページは通読用のものではありません。
ここにあるのは、思考の断片、アイディアの種です。
毎日ひとつを取り上げて読み、それに対して考えを巡らせてください。
そこから、新しいアイディアが芽を吹き、成長することを期待します。
以下は、英語の勉強法についてのアイディアの種です。
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・通勤電車の中では他にすることがないから、集中でき、学習に専念できる。そして継続できる。これまでは無駄に使っていた通勤時間帯を語学学習のためのゴールデンタイムに変えることができる。
こうした可能性を利用するかどうかで、数年後には大きな差がつくだろう。
・重要なのは「英語は味方だ」と考えること。英語は可能性を開いてくれるという意味で、強力な味方である。そうした体験を1度でもすれば、英語を勉強する態度が変わる。
英語を憎むべき対象、闘うべき対象と考えていては、勉強は苦行になってしまう。そして能率は落ちる。
・英語の勉強は、独学でできるし、独学でしかマスターできない。
その理由は
①仕事で必要なのは専門分野の英語。英会話学校ではこれを提供できない。
②英語の勉強には文章の丸暗記が必要。そのために繰り返し読み聞く必要がある。これは1人でしかできない。
③教材となる音源の入手が容易になった。
・現在では自動翻訳の機能は十分でないので、英語を読めることの意味は大きい。また、文学作品などの場合には、いかに自動翻訳機能が発達しても、原文を読む意義が残る。
・文学作品であれば、翻訳された作品と本物は別のものだ。ゲーテの『ファウスト』は、ドイツ語でしかその真価を理解することができない。英語に翻訳しただけでその価値が大きく減少してしまう。
だから、いかに自動翻訳が発達しても、外国語を習得することが必要だ。
・英語だけがうまくなってもだめである。それはコミュニケーションの手段にすぎないからだ。英語を使って何を伝えるかが重要である。
・英語力は、必要条件だが、決して十分条件ではない。
・初めて会った人に挨拶するのであれば、何を言うかよりも、笑顔で話しかけることのほうが重要だ。
・英語に関して多くの人が陥っている大きな誤りは、「英語を流暢に話せるようになりたい」と考えることだ。しかし、実際には、「正確に聞けること」のほうがはるかに重要である。
・実用英語における最も重要な目的は、正しく聞けるようになることだ。
・日本人の多くが、無意識のうちに「日本語に翻訳して理解しよう」とするのは、学校時代の英語教育がもたらした弊害であろう。
・「聴き取ろう」とする意識がないかぎり、何度聞いても外国語の勉強にはならない。しかし、聴き取ろうとして聴いていれば、聴く能力が無意識のうちに向上していく。
・世の中には、「必要ではあるが、十分ではない」という類のことが多い。しかし、ここで言っているのは、十分条件である。つまり、「やればできる」のだ。しかも、高い授業料を払う必要もない。特殊な能力も必要ない。
必要なのは「心がけ」だけである。