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シベリアをひたすら走って、氷のバイカル湖で遊ぶ

 シベリアを車で走るのは大変なことだろう。
 しかし、グーグルマップを使えば、家のソファーに寝そべったままでできる!
 何という素晴らしい新世界!

 まず、ハバロフスクの西端にあるアムール川の鉄橋を渡り、P-297という道路で、シベリアを西に向かう。

 後ろを振り返ると、ハバロフスクの町が見える。
 グーグルアースと連続表示の設定になっている場合には、適宜空中に舞い上がって、周囲の状況を確かめることができる。

 とにかく延々と走り続ける。森の中を走ることもあるし、下の写真のように草原地帯を走ることもある。

 いくら走っても同じような風景。さすがのストリートビューも途切れがちになり、道はいつしかA-350という名称に。
 また走り続けてチタを通り過ぎる。

 さらにいくと、右の森の木の間からバイカル湖が見えてくる(分かりにくいが、水があるのが分かる)。
 ハバロフスクからここまでは、東京から台湾あたりまでの距離がある。実際に走ったら、いったい何日かかるのだろう?
 人によって差があるだろうが、一人で運転すれば、東京から鹿児島まで1週間くらいかかるだろう。それとの比較で言えば、ハバロフスクからここまで、数週間かかるのではないだろうか?
 AIによる自動車の自動運転ができるようになっても、日本ではあまり大きな変化はもたらさないだろうが、シベリアのトラック運転がAIによって自動になれば、シベリアの開発には大きな影響を与えることだろう。

 バイカル湖の南北長は636 km。日本の本州は1,219㎞だから、その半分くらいある大きな湖だ。北のほうにいくと、こんな不思議な風景も。

 そして、冬になると、こんな感じになる。
 これは360度のパノラマになっているので、周囲を見渡すことができる。

 緯度は樺太と同じくらいで、大陸の真ん中だから、冬の寒さは並大抵ではないだろう。気温は最低-19℃まで下がるそうだ。

 ここまで来ても、モスクワまでの旅程で言えば、まだ4分の1くらいにしかなっていない。
 
 ロシアの映画でも、シベリアが舞台になっているのは滅多にない。例外は「シベリアの理髪師」くらいのものだが、あれはどの辺なのだろう?

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