超メモ帳

本当に必要なことに脳を使う

◇忘れてもよいことは外部脳に任せる
 昔、文献をなんでも教えてくれる人がいました。
 しかし、結局、自分自身の業績を出すことができませんでした。
 情報を覚えることに脳を使い、創造的な活動に使える余裕がなくなっていたのです。

 外部脳に記憶させておいたほうがよい情報が沢山あります。例えば、外出時の持ち物リスト、あるいはTODOメモ

 あなたは情報をうまくコントロールできていないために、余計なことに脳を使っています。それらを外部脳に任せて、脳は本当に必要な仕事、自分だけにしかできない仕事に解放すべきです。

 忘れてもしてしまっても良いことは、たくさんあります。
 自分で覚えていようとせず、外部脳に任せてしまえば良いのです。
 そのための手段が、ここで提案する個人用データベースシステムです。

 あなたは日常「忙しい、忙しい」、「仕事に追いまくられ大変だ」と言っていますが、そのかなりの部分は、それを外部脳に任せることができるものです。それによって、あなたの脳は解放されることになります。

 そして、頭がすっきりし、人生が豊かになるになります。
 眠っているあなたの可能性を引き出し、本当に必要なことに時間を使うのです。

 そもそも、人類が他の動物とは違って進歩できたのは、すべてのことを覚えているのではなく、その大部分をメモや記録の形で脳の外に記録していたからです。
 そのような仕組みが、情報処理システムの進歩に伴ってますます効率化しています。われわれは、今かなりのことを忘れてもいいようになりました。

 しかし、記録は必要です。データが必要です。
 例えば薬のリストは答えられる必要があります。薬手帳というのがあるのですが、こんなものは常時持ち歩くことができません。もっと簡単な方法で、必要な時にすぐに引き出せる仕組みを作っておく必要があります。
 あるいは、何かしなくてはいけないと言うことで頭がいっぱいになっていると、本当に必要な仕事に集中することができない、仕事の中身に取り掛かれない集中できなくなります 。これらは、TODOメモに任すべきです。
 TODOメモによって、「何かをやらなくてはならない」と言う恐怖感から解放されます。

◇ 仕事に生活に必要な情報をいくらでもため、すぐに引き出す
 数年に1回必要になること。仕事のやり方で、メモしておかないと忘れてしまうこと。これらはメモしておく必要があります。
 行き当たりばったりでなく、システム化すること。
 そうすれば、あなたも強力な味方になります。

 にメモを取ったものの、それがどこに行ったか分からなくなります。
 PCにメモを取ったけれども、データが大量になると目的のものを見つけ出すのは大変になります。
 探すのに時間がかかるし、失敗することもあります。

 Wi-Fiの契約書、取り扱い説明書。これらは、大事にしまいこんでわからなくなります。探すのに要する時間は無駄なものです。
 薬のメモ、 外出時持ち物リスト。

 どうやって分類し、どうやって検索をするのかが問題です。
 かつて紙の書類について「押し出しファイリング」と言うものを提案しました。いま、情報技術の進歩によってこれをさらに高度化することが可能になっています。「超」メモ帳は、そのような仕組みです

◇ 紙のメモも写真で
 忘れていたメモ。あなたはたくさんの情報を持っている活用できないだけです。

 それらを活用できるシステムを作れます。
 紙のメモの写真をとっておきます。5年前は無理でしたが、 いまできつつあります。
 会社のシステムでなく、個人で。

◇ アイディアメモ
 私の場合には、アイディアに詰まった時、このメモ帳に向かって問いかければ、いくつかの候補を出してくれます。
 週5本の連載をこなすには、必須の道具です。


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