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『円安が日本を滅ぼす』:全文公開 目次
『円安が日本を滅ぼす 』-米韓台に学ぶ日本再生の道 (中央公論新社)が 5月23日に刊行されます。
これは、目次の全文公開です。
目 次
はじめに―日本はどこで間違えたのか? 003
第1章 日本が先進国だった時代が終わろうとしている 019
1 日本先進国時代の終わりが見える 020
2 韓国、台湾が日本を追い抜く 030
3 「先進国時代の日本の始まりと終わり」を見る感慨 035
4 「購買力平価」で国際比較する場合の注意 041
第2章 どうすれば賃金が上がるのか? 047
1 資本家が強欲だから賃金が上がらないのか? 048
2 賃金についての基礎的事項 053
3 日本の賃金は本当は韓国よりどれぐらい低いのか? 058
4 物価を上げれば賃金が上がるのか? 064
5 賃金が低いのは、なぜ問題か? 070
補論―OECDのデータはFTE方式による 075
第3章 円安政策こそが日本経済衰退の基本原因 077
1 円安で企業利益が増えるメカニズム 078
2 日本は円安を進めたが、韓国、台湾は通貨安に頼らず 083
3 日本は円安を進めたのに貿易収支が悪化 088
4 韓国、台湾の貿易黒字は増大 092
5 「亡国の円安」の悪循環から脱却せよ 096
第4章 日本衰退の基本原因は、中国工業化への対処の誤り 105
1 1990年代に日本経済は天井にぶつかった。なぜか? 106
2 1980年代に輸出国としての日本のシェアが低下し始める 110
3 円安で生き残りを図った選択の誤りが、日本衰退化の真の原因 115
4 韓国・台湾は、中国工業化を利用して、ハイテク製品にシフト 120
5 日本企業の実力は1988年のピークから回復していない 126
第5章 未来に向かって驀進する世界の企業群 133
1 時価総額ランキングで、世界の未来を占う 134
2 日本の株価が32年ぶりの水準に戻る間に、アメリカ企業の時価総額は12倍になった 141
3 台湾ハイテク企業の背中は遠ざかるばかり 146
第6章 韓国、台湾の成長は今後も続き、日本を抜く 153
1 韓国と台湾が日本を抜く 154
2 OECDによる2060年までの長期予測 157
3 出生率の急低下は、韓国経済にとどめをさすか? 165
4 人口減少は克服できる 170
第7章 日本企業はどこに行く? 177
1 「打倒サムスン」は実現できなかった 178
2 半導体も補助金を出せば衰退する 183
3 経済安全保障のために必要なのは、自国生産でなく、技術力 189
4 日本の自動車産業の優位性は、今後も維持できるか? 195
第8章 日本再生のために政府は何を出すべきか 209
1 政府の役割は補助でなく、既得権と戦うこと 210
2 東大は19世紀の大学。日本でIT革命が起こるはずはない 216
3 米大学院卒の初任給は、なぜ日本の5、6倍にもなるのか? 223
図表目次 232
索引 237