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日本経済活性化のため、フリーランシングや副業を進めるべきだ
◇アンケート調査結果
本サイトで行なった「定年後の働き方に関するアンケート調査」に対して、今朝までに53件の回答をいただきました。ご協力ありがとうございます。
結果は下記のとおりです。多くの方が、フリーランシング、副業、兼業などに興味を持っていることが分かります。
◇フリーランシングや副業に関するアンケート調査
この他にも、フリーランシングや副業に関するアンケート調査がいくつか行なわれています。
・アデコ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000540.000001264.html
・エン・ジャパン
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48616870W9A810C1CR0000/
いずれの調査結果でも、多くの人がフリーランシングや副業に興味を示しています。
◇日本ではまだ広がっていないフリーランシング
しかし、実際にフリーランシングや副業を行なっている人はそれほど多くなく、また、収入も十分とはいえません。
エン・ジャパンの調査だと、35歳以上の68%の人が副業したいと考えていますが、実際に行なっている人は24%に留まっています。
また、アデコの調査だと、フリーランスの年収は、300万円未満が6割になっています。
このようになる大きな原因として。、日本の企業はあらゆる関連業務を自社内で行なおうとし、アウトソーシングに熱心ではないことがあります。
また、規制のために、ライドシェアリングなどを導入することができないことも大きな原因です。
日本経済活性化のために、こうした状況が改善されることが望まれます。
ただし、日本でも一部では、変化が生じています。
アマゾンジャパンが個人を活用した配送網「アマゾンフレックス」の構築に乗り出したと、日本経済新聞(8月18日)が伝えています。それによると、週50時間で月額40万~43万円を稼ぐことが可能といいます。
すでに、料理宅配サービス「ウーバーイーツ」が2016年に東京で開始されており、現在では、横浜、名古屋、大阪、京都、神戸、福岡などにも広がっています。
ただし、社会保障や事故時の責任のあり方など、現状に問題があることも事実です。こうした面で制度を整備していくことが必要です。
他方、アメリカでは、すでに全就業者の35%がフリーランサーとしての仕事をしているとの調査結果があります。(New 5th Annual “Freelancing in America )