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AI時代の「超」発想法◎目次
『AI時代の「超」発想法』が2019年9月19日にPHP出版社から刊行されます。
これは、その全文公開のうちの「目次」です。
はじめに 3
序章 アイディアの価値が高まっている
新しいアイディアとビジネスモデルで成長したGAFA/アイディアの重要性が増した/情報やデータを用いる新しい経済活動の進展/AIが進歩した世界において、人間の創造力の価値が増す
第1章 発想はどのように行なわれるか
無用な組み合わせは試みない 34
猿にタイプライターを叩かせる/可能な組み合わせの総数が多すぎる/無価値なものを排除する直観力/事前の判断力/発見は選択:ポアンカレの議論
審美眼で選択する 42
審美的感情で選ぶ/成功の記憶による直観力
考え続けたから発見できた 48
偶然のきっかけで生じた大発見/ 最後の魔術師ニュートン/「いつも考えていた」から発見できた/求めていたから見出せた
潜在意識の活動 58
潜在的活動の重要性/控えの間
発見のモデル 64
ゲルマンのアスペン会議/「発見」のモデル/天才たちの活動期
第1章のまとめ 71
発想力トレーニング(1) 通勤経路を変える 72
第2章 どうすればアイディアを生み出せるか
発想法はすでに習った 76
学校の授業や遊びで発想法は習った/無意識的に使えないと役に立たない
創造的に模倣せよ 79
模倣なくして創造なし/創造的剽窃行為こそが重要/明かりのあるところを探せ/模倣からの脱却/ 模倣をやめて成功した飛行機
枝葉末節を切り捨ててモデル化する(その1) 89
結論にジャンプした指導教官/計算なしに結論にジャンプできる/モデルとは/枝葉末節を切り捨てる/ ガリレオの論証は正しいか?
枝葉末節を切り捨ててモデル化する(その2) 97
抽象化すればモデルが分かる/ 具体的すぎて分からない/ビジネスモデル/指針となしうる経済学のモデル/モデルなき分野?
逆向き発想法 105
逆向きに考える/図を用いる/帰納法で発見する/特殊な場合を考える
遊びは発想の原点 111
遊びを通じて学んだ発想の方法/なぜ遊びが重要なのか/失われた遊びの環境
第2章のまとめ 118
発想力トレーニング(2) SFやミステリーの筋を変える 119
第3章 発想のために考え続ける
現役であれ。考え続けよ 122
考え続ければ発見できるか?/仕事に現役である必要
仕事に着手できれば発想できる 125
PCならいくらでも編集できる/PCなら仕事が始められる/仕事を始められれば発想する/自分自身と討論する/とりあえず削除する
歩けばアイディアが出る 134
アイディアが生まれる場所は、書斎や研究室ではない/頭を一杯にしてから歩く
集中できる環境・できない環境 138
天才は集中した/集中のために手帳を白くせよ/組織のトップは旅に出よ/ 列車の中で世界を変えたフォン・ノイマン/テレビとスマートフォン漬け生活からの脱却
第3章のまとめ 148
発想力トレーニング(3) 「雲を掴む話」のオーダーを見積もる 149
第4章 発想のための対話と討論
ブレインストーミング 152
誰を集めるかが重要/黒板がない会議室の知的レベルは低い/途中段階で読んでもらう/批判は人格の否定ではない/インタビューを逆利用する/日本型会議は必要か?
インキュベイターとなる集まり 163
コーヒーメーカーのある溜まり場/カフェやファカルティ・クラブ/ビジネスマンのインキュベイター/理想的インキュベイター/ ケンブリッジの知的エリート
本と対話する 174
最高の対話相手/問題意識を持って本と格闘する/図書館の蔵書の書きこみから発想する
第4章のまとめ 180
発想力トレーニング(4) 逆にしてみる 181
第5章 AI時代の「超」発想法
音声入力でメモを取る 184
待ち望んでいた技術が実用的になった/AIのパターン認識技術の成果/いつでもどこでも、簡単にメモを取れる/「超」メモ帳を作る
データベースを用いて発想する 190
アイディアの種をウエブから引き出す/原稿のテーマが見つからないとき/検索の対象を絞る/限界と問題点
自分自身のアイディアデータベースを作る 197
自分用の新聞記事データベースを作る/自分自身のアイディアメモを作る/自分が書いた文書をデータベースにする
AIはアイディアを生み出せるか? 202
AIは人間の関与なしに発想できるか?/人間の発想が不必要になるとは考えにくい
第5章のまとめ 206
発想力トレーニング(5) 2つの要素を取り出してマトリックスで考える 207
第6章 発想の敵たち
発想を拒否する人々(その1) 210
事大主義・権威主義に冒された狐たち/ 狐たちの生態点描/模倣的創造と権威主義の難しいバランス/異質なものの拒否と新しいものへの敵愾心/ 社会に受け入れられなかった大発明
発想を拒否する人々(その2) 218
思いこみ/単純分類を信じるな/ 思いこみ分類人のインタビューを受けると……/ひとりよがりと偽りの独創性/ インタビュー取りまとめに際してのお願い
発想から逃げる人々 227
自信の欠如/「そこそこ」の満足とマンネリズム
アイディアを殺す組織 230
大組織に蔓延する官僚病/先例主義と横並び主義/失敗が許されない組織/官庁より硬直的な大学/明治時代から変わらぬ大学学部
第6章のまとめ 237
発想力トレーニング(6) ピンチ脱出法 238
第7章 間違った発想法
マニュアル的発想法 242
氾濫する発想法/成功例を見たことがない
マニュアル的発想法のどこが問題か 246
ルールに縛られては発想できない/必要な知識なしに発想できるか?/「あと知恵」としての発想法も多い/「汎用的発想法」は錬金術
カードを用いた発想法は役に立つか 253
頭の中でやるべき作業をカードに書く?/思考の断片を書き出すと能率が下がる/メモの集積とどこが違うか/KJ法にこだわっては科学の進歩はない
マニュアル的発想法が役立つ分野 262
落穂拾いには有効/「モデルなき分野」なら働く
第7章のまとめ 265
発想力トレーニング(7) イタズラで磨く発想力(その1) 266
第8章 「超」発想法の基本5法則
発想に関する基本5法則 270
第1法則 模倣なくして創造なし/第2法則 アイディアの組み替えは、頭の中で行なわれる/第3法則 データを頭に詰め込む作業(勉強)がまず必要/第4法則 環境が発想を左右する/第5法則 強いモチベーションが必要
発想の5法則はつねに正しいか? 281
「全く独創的なアイディア」はありうるか?/機械的方法が役立つ場合/科学的発見とビジネスの発想は同じか?/模倣の天才モーツァルト/5法則を遵守すれば必ず成果があがるか?/IQは影響するか?
第8章のまとめ 293
発想力トレーニング(8) イタズラで磨く発想力(その2) 294
索 引 301