「超」整理手帳 と、「超」メモ帳の融合
◇ 備忘録とスケジューリングは別
スケジュールの記録のために、スマートフォンにあるデジタルカレンダーを使っている人が多いでしょう。
すでに設定した予定を忘れないよう、いつでも見られるようにするためには、デジタルカレンダーは便利です。つまり、これは備忘録です。
しかし、これとスケジューリングとは別のことです。
スケジューリングとは、自分で主体的に予定を作っていくことです。
例えば、打ち合わせの日程を決める場合、もちろん相手の都合を考える必要がありますが、こちらの都合を主張することも、多くの場合において可能でしょう。
スケジューリングを適切に行なわないと、時間の利用に無駄が生じます。とりわけ、集中が必要とされる仕事ができなくなります。
◇ 適切なスケジューリングのためには一覧性が必要
スケジューリングを適切に行なうためには、他のさまざまな予定との関係を考慮する必要があり、このためには、一定の期間の予定が一覧できるようになっていることが必要です。ところが、デジタルカレンダーの表示では、これが簡単にできないのです。
したがって、「超」整理手帳によって、ある程度長い期間の予定がどうなっているかを把握する必要があります。
◇ 「超」整理手帳2と「超」メモ帳の共働体制
そこで、「超」整理手帳と「超」メモ帳の共働体制を作ることが必要となります。画像認識技術の進歩によって、これが可能になりつつあります。
具体的には、つぎのようにします。
・一定期間の「超」整理手帳の写真を撮って、Googleフォトに保存します。
・何もしなくとも、「paper」という検索語で検索すれば、メモ、新聞記事、領収書等、紙を撮影した写真が引き出されます。「超」整理手帳は色がついているので、すぐに判別できます。
・「Googleフォトに保存してある写真にタグをつけ、検索することができます」で説明している方法に従って、「超」整理手帳の写真の説明文に、「手帳」と記入しておきます。
「手帳」というキーワードで検索すると、「超」整理手帳だけが表示されます。
「超」整理手帳の写真の1つにこのような説明(タグ)を付けておけば、「手帳」という検索語で検索することによって、タグをつけていない他の「超」整理手帳の写真も引き出します。
それ以外の写真は引き出しません。
「超」整理手帳については、このような方法で簡単に管理できることになります。
・追加記入したいことがある場合には、説明文に記入します。
・それを随時、紙の手帳に転記します。
・その写真をカメラで撮ります。この作業は、1週間に1度程度行えばよいでしょう。
・Googleカレンダーを使っている人は、新しい予定は、そこに転記してもよいでしょう。
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