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「超」整理日記(第802号):ビデオ会議でいろいろなことができる

◇ 集まりの可能性が飛躍的に高まった
 zoomなどによって簡単にビデオ会議ができると分かって、これまでの様々な会議がこれに代替されつつあります。
 とりわけ、コロナ感染防止のための在宅勤務において、社内会議をビデオ会議に移行する動きが急速に進んでいます。

 時刻さえ合わせれば、空間を共有する必要がないので、全く簡単に会うことができます。
 これまでは、時間と空間を共有する必要があったので、集まりは簡単にはできなかったのです。空間共有の必要性が外されたことによって、集まりの可能性は飛躍的に高まりました。

◇クラス会が復活
 在宅勤務のような仕事関係の会合だけではありません。
 これまではあまり頻繁に会うことがなかった人たちとの会合が、もたれるようになっています。コロナ感染防止のため外出が抑制され、人との接触が極端に減ってきたため、余計に人と会いたくなっているのでしょう。

 クラス会や、学生時代のサークルの集まりなどが、頻繁に開かれるようになりました。
 ここで発せられる第1声は、「歳をとったね!」というものです。
 これまで何年も会っていなかったことの証拠です。メールや文書で連絡しあっていたとしても、気付くことがなかった変化です。

 同窓会やクラス会は不要だという人もいるのですが、私は全く逆だと思っています。
 「同窓会は健康に良い」というのが私の持論です。何十年も前の学生時代に戻り、その時の思い出話に花を咲かせていると、心まで若返ります。

 同窓会やクラス会というような形式的な集まりではなく、気の合った友達同士の集まりのほうが長く続くように思います。
 高校の時に英語の副読本に使ったのが、ジョージ・オーウェルのAnimal Farm。これが1年生の時だったか、2年生の時だったかを巡って、大激論が起こったこともあります。

◇ 顔の表情は重要な情報
 ビデオ会議を始めて見て分かったことは、顔の表情は重要な情報を伝えているということです。これは、メールや電話では伝えることができなかった情報です。

 メールで冗談で書いたことが非難であると受け取られて、人間関係が悪化してしまう場合もあります。メールの文章では、それが冗談なのか非難なのかが判別にくい場合があるからです。ビデオ会議なら、こうしたことにはなりません。

 このように、顔の表情は大変重要な情報伝達手段です。
 テレビに映る手話通訳の人たちがマスクをしていないことが話題になっています。手話通訳の人にとって、顔の表情は大変重要な情報伝達手段であるため、マスクをつけていないようです。
 メールや電話ではできなかった情報交換が、ビデオ会議によってできるようになりました。

◇ インタビューも受けられる
 ビデオ会議を用いたインタビューも受けています。文藝春秋が主催するオンラインのラジオ番組Voicy   のインタビュをzoomで受けました。この番組は、来週公開される予定です。

 インタビューを受ける側としては、わざわざ収録のために出向く必要がないので、大変便利です。


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