中国のPMIが悪化
中国国家統計局が2月29日に発表した2月の中国の製造業の購買担当者景気指数(PMI)は、前月の50.0から大きく下げ、35.7となった。リーマン危機で大きく落ち込んだ08年11月(38.8)をも下回り、統計を遡れる05年1月以降で最低を記録した。
国家統計局の29日の発表資料によると、中・大規模企業の業務再開率は78.9%で、3月末までに90.8%へ上昇する見込み。中・大規模メーカーは25日時点で85.6%、3月末には94.7%になる。
非製造業のPMIも大きく悪化した。
1月の54.1を大きく下回った29.6となり、08年12月(50.8)を下回り、過去最低だった。
28日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、2万5409ドル36セント。
今週だけで3580ドル、率にして12.3%という記録的な値下がりとなった。
円相場は、1ドル=107円台半ば。
人民元相場は、1ドル=6.99元。