アイディア農場プロジェクト:ブロックチェーンと仮想通貨
このページは通読用のものではありません。
ここにあるのは、思考の断片、アイディアの種です。
毎日ひとつを取り上げて読み、それに対して考えを巡らせてください。
そこから、新しいアイディアが芽を吹き、成長することを期待します。
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AIやブロックチェーンが用いられる社会で、何が人間の仕事になるか?これを把握することが重要。
AIやブロックチェーンを活用すると、これまで前提としてきた社会の仕組みからはみ出す事態が生じうる。それをどう調整してゆくか?
コンピューターが代替するのは労働者の仕事だけだと思っている人が多い。しかしブロックチェーンは、経営者の仕事を代替する。ルーチン的な判断なら、コンピュータのほうがうまくできる。
仮想通貨を発行すれば必ず値上がりすると考えている人がいるが、そんなことはない。その基礎になっている事業が収益を上げられるかどうかが問題。
仮想通貨が値上がりしないことは、仮想通貨に未来がなくなったことを意味するわけではない。仮想通貨は、本来は資産でなく送金の手段であり、価格が暴騰しないほうがよい。
ブロックチェーンの意味は、改ざんできない電子情報を残せること。これによって社会が変わる。
仮想通貨は昨年のようなバブルを繰り返すことはないだろう。それは、先物取引が導入されたからだ。
価格が安定したコインを作るさまざまな試みがなされている。
ICOはまったく規制がなくホワイトペーパーだけで巨額の資金を集められることから、詐欺まがいのプロジェクトが多数参入した。これに対して、STO(Security Token Offerings) という方法が考えられている。
STOはSECの認可を得たもの。信頼性はあるが、仮想通貨に規制当局が参入することをどう考えるか?
アイディア農場プロジェクト
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