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2/12夕刊レポート:方向感を出せず。
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【株式投資実演】松川行雄の革命前夜
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★弱くはないが、強くもない相場。
米国市場がまずまずという状況下、日経225は序盤に301円高で39102円。とりあえず39000円台を奪回したのですが、その後勢いを減じてしまいます。かといって値崩れを起こすわけでもなく、ひたすら個別銘柄の決算発表で指数は多少上下にブレるだけという相場つきです。
まったく方向感が出てきません。
不思議なのは、ドル円でしょうか。
日本10年国債利回りは1.322%に一段と上昇しています。日銀の利上げ観測が根強いということなのでしょう。先般の実質賃金プラス化という報道も効いています。
ドル指数は昨晩からドル安なのですが、ドル円は153.492円に上昇。ドル高・円安です。
今日の日本株相場はこのドル円に助けられているという側面が強かったかもしれません。
一般に騒がれているほど、日本株は関税問題では今の所深刻な株価ダメージを食らっているという状況にはないようです。
上下の値幅は408円とそこそこの変動。
日経225がTOPIXに較べて優位な一日だったようです。TOPIXは引けでプラスになんとか持ち込み、ぎりぎりセーフ。日経が優位だったのは、指数寄与度の大きいものが、アドバンテスト(6857)、ソフトバンク(9984)、フジクラ(5803)など半導体・AI関連が上昇していたためです。
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