儲からないものを作るという選択
こんにちは、ミシマです。
今回は私がものづくりにおいて大切にしてることについて記録していこうと思います。
タイトルからして「嫌儲か?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、安心してください。私はめちゃくちゃお金が好きです。
決して稼ぐことを目的としたものづくりを批判する記事ではありません。むしろその方法私に教えてくれください。
よろしくお願いします。
私のお金の価値観について
まず前提として私のお金についての価値観を先にお話しておこうと思います。
前述の通り、私はお金が大好きです。
お金ってすごいですよね。いくらあっても困らない、むしろあればあるほど嬉しいものであると私は思っています。
世の中にお金ほど多くの人が欲しがるものも少ないでしょう。
それくらいお金って大切です。
お金があれば物が買えます。
お金があれば人を励ますことができます。
お金があれば人と繋がる機会を増やせます。
お金があれば悩み事が解消します。
なんてすてきなんだろう。お金最高。
私のプロフィールにある5000兆円欲しいっていうのも、半分ジョークですが半分本気です。
それくらい私はお金が大好きですし儲けたいと常日頃から思っています。
ただ、私が行うものづくりにおいては、悲しいことにこのお金への前のめりな姿勢がうまくマッチングしないことも多いのです。
商売が苦手
私はたぶん商売というものが苦手な人間です。
まぁまだ自分で何かを売り出した経験があるわけではないので、実は上手なのかもしれませんが、今のところ得意ではないという認識でいます。
マーケティングとかマネタイズとか、そういうことを考えるのが得意ではないですし、経験も少ないです。
本来は非常に大切な部分ですし、このためだけの職業があるくらい重要度の高い要素の一つでしょう。
私自身もできることならこれに長けた人を雇って私の代わりに作ったものを売り出してくれる人がいたらいいのになぁと強く思います。
世の中のセールスマンは本当にすごい。
儲けることからアイデアを生み出せない
「これを作りたい!」
そう強く思ったとき、私は儲けることを完全に忘れています。
意図してそうしてるわけではありません。
理由は単純で、始まりが儲けることを目的としていないからです。
私の思考は
「これがあったら儲かるだろう」
ではなく
「これがあったら困ってる人を救えるだろう」
から始まります。
つまり問題解決のために新しいものを作ろう、というのが考えることの8割を占めます。残りの2割は趣味とかエンタメに寄っています。お金の話どこいったの……
私の考え方や方向性は見る人が見れば甘ちゃんの域を出ないでしょうし、経営者目線で見ればこんな人が会社のアイデアマンにいたら扱いに困るだろうと思います。
今どき儲からないものを作るなんてナンセンスだ、と思う方もいらっしゃるかもしれません。私もその意見には一部賛成します。
しかし、そうは言っても困ってる人をそのままにしておくのはやっぱり違うと思うのです。
救えるかもしれない方法を知っていながらそれをしないのは怠惰であり傲慢なのではないだろうかと思うのです。
儲かるからつくるのではなく、救えるかもしれないからつくる
ものを作るのはお金がかかります。人が動けばお金がかかるのです。
ものづくりは決して慈善事業ではありませんし、作ったものでお金を生み出すのはある種の義務のようにも感じます。
だからお金を生まないものは好まれないのだと思ったりもします。
ただ、それを理由に救えるかもしれない人を救わないというのは、私は少し違うのではないかなと思うのです。
自分の考えたことが本当に今困っている誰かを助けることができるかもしれない。
そう結びついた途端、それはあったほうが良いものに決まってるのです。
もちろん誰も欲しがらないかもしれない。見つけてもらうこともできずひっそりと無くなってしまうかもしれない。
それでも、助けられるかもしれない、というほんの少しの希望があれば、それは実際に手を動かして頭を使って形にする価値があると思いたい。
お金を生めないものに価値がないなんて、寂しいと思うのです。
大体、今の時代みんなお金ないじゃん。サブスクとかYouTubeとかで音楽聴いたり動画観て節約するじゃん。自分の好きなものにすら財布の紐を固くしなければいけない人達に、自分の作ったものへお金使ってくれなんてとてもじゃないけど言えないのです……(気が弱い)
とはいえお金を生まないものは死ぬ
そうは言ってもこの世の中、お金を生まないものに待ってるのは死のみなんですよね。悲しいかなこれが現実。
思うのは、お金なんてのはあるところに出してもらえば良いんではないのってこと。
つまり個人からお金を貰うのではなく、企業や団体やお金持ちにお金を払ってもらうということ。広告とかそうだよね。
私はお金がどう回るのかなんて知りませんが、うまいことやればエンドユーザーにそれほど負担をかけずに儲けることっていくらでもできるんじゃないのかなぁとぼんやり思っているのです。
しかし冒頭でお話した通りマーケティングやマネタイズについての知識も経験も乏しい私が適当にぼんやり考えてるだけなので実際はそううまくはいかないんでしょうね。
そうなったらいいのになぁ。
最後に
とりとめのない内容になってしまいすみません。
つまり私が言いたかったのは、儲からないものを作るという選択ができる人間が一人くらいいたっていいんじゃないのということです。
そういう選択ができて、ちゃんと誰かに届くものが作れたら、それはそれで素晴らしいことだと信じたい。
それにもしかしたらそういうことを続けていればいつかきっと大金が舞い込んでくるかもしれないし。
お金儲けなんてのは得意な人が考えればよいのです。適材適所ですね。アイデアを考えるのが得意な人、商売が得意な人、作るのが得意な人、それぞれが自分のできる事をサボらずにきちんと成果を出せば良いのかなと思います。
私はこの中で言うとアイデアを考えるのが得意な人か、あるいは作るのが得意な人に入るのかなぁ。
商売が得意な方で私となにかしてみたいと思ってる方がいたらぜひお声がけください。
というか、その秘術を教えていただきたいものです。
今日はここまで。
201906100111