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温室効果ガス(GHG)排出権取引のオークション
カリフォルニア州とケベック州は、共同で、温室効果ガス(GHG)排出権取引のオークションを行っている。
最初のオークションが開かれた2012年11月の約定価格は10ドルであった。
その後、排出権の最低価格を少し上回る価格での微増状態が続いた。
しかし、2022 年最初(2月)のオークションでは、CO2で1トンあたり29.15 ドル(排出権の最低価格を 10 ドル近く上回る価格)で落札された。
その後も、2022年5月($38.85) → 8月($27.00) → 11月($26.80) → 2023年2月($27.85) →2023年5月($30.33)と高値で推移。
取引最低価格も少しずつ引き上げられているが、それ以上にオークションでの約定価格が上がっているのは、自社内で排出量を下げられないので、苦し紛れにクレジットを買う事業者が増えてきているからであろう。
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