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旅を〝短編小説風〟に計画する過程で気づいたこと
先日、旅好きな方たちが集まるコミュニティに参加させていただいた際、ディスカッションの中で、東京三鷹にある「国立天文台」についてお話を伺う機会があった。
今年は三鷹に移転して100周年にあたるそうだ。
国立天文台のことは知っていたが、未だ足を運んだことはない。
もともと宇宙に関することが好きで、長男や次男が小さい時にはプラネタリウムや種子島のロケット打ち上げにも何度も通った。
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前述のディスカッションでは、私自身の仕事柄、旅前にどれだけ気持ちを高めるのかに重きを置いていることを伝えた。
ディスカッション中に国立天文台への訪問を心に決め、帰りの電車内で国立天文台関連の小説などを探した。
その時に出会ったのが、こちらの小説「永遠のためいき」。
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裏表紙の「星のまたたきは星のためいきだ」という素敵な表現にドキッとする。
〝ため息〟という言葉のイメージすら変わる。
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AI・人工知能EXPO
「永遠のためいき」が届いた翌日、千葉の幕張メッセで開催されているAI・人工知能EXPOに足を運んだ。
EXPO自体のにも気づきや学びがあったが、移動中に読もうと思って携えていた「永遠のためいき」を開きながら、ふと考えがよぎった。
「旅にでかけて、映画や小説の主人公になった気分になることはあるが、いっそ 旅に出かける前にAIで小説仕立てにしたらどうだろう」と。
それで、とっさにスマホのBingで簡単に指示を出してみたら、グダグダで雑な指示にもかかわらず、なんとなくそれっぽいのを提案してくれた。
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プロンプトの大切さを知る
指示が雑だったため、下心丸出しの中年男性が「異性との新しい出会いを求めて天文台へ」となったようで…
指示(プロンプト)のセンスが如何に大切さを知った^^;
プロンプト=旅への期待、思い入れ
上記の反省を踏まえ、本格的にプロンプトの内容を考えてみた。
私自身の背景、家庭環境、交通手段、旅程、天体や旅への思い出…
すると、指示が明確になったからか、期待値を超えるものができてきた。
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家族と別居
諸事情あって家族とは別々に住んでいるが、「別居」とだけ指示していたので、初回原稿はなんとも切ない表現になっていた^^;
修正ポイントを指示しながら、『GPTに中の人がいたら、「なんだよ めんどくせーな、最初からちゃんと指示しなよ』って言われるんだろうなと思った。
旅の企画は連想ゲーム 引き出しがどんどん開いていく
AIが提案してくれたテキストを読みながら、あーでもないこーでもないと頭の中が忙しくなる。
長男はこんなこと言っていない、でもこんなことは言ってたな
次男はこういうこと口にするタイプじゃないから、こんなリアクションかな
長女はまだ生まれてないからここには行ってない、でもあそこには行った
という感じ。
それにつられて、過去に訪れた場所やその時の様子が次々と浮かんでくる。
まるでこれまで仕舞っていた引き出しが次々に開いていく感じ。
単なる旅の企画だったのに、キーボードを叩きながら涙ぐんでしまった…
答え合わせが楽しみに
感傷的になるのはこれくらいにして、総括を。
今回の件で気づいたことは、これから訪れる予定の場所について、目的や期待することに思いを馳せるほど、その訪問先への思い入れが深くなることにあらためて気づいた。
国立天文台に馳せる想いが出発当日まで、これからも膨らみ続けるだろうが、現地での答え合わせがとても楽しみになったのは間違いない。
参考までにGPTのリンク先をこちらに貼っておきます。
生々しいやりとりも含めてご笑覧くださいませ。
それでは、また。