タクシードライバー④
~タクシードライバーになるために~
仮免許取得し、本試験に向けてまた更に実技・学科を受ける。ほとんど普通免許と変わらない。
しかし、普通免許を受けた人ならわかるが、最後の実技試験と学科試験には個人差がでてくる。一回で受かる人もいれば、何度受けても落ちる人もいる。
私は2回受けた。。。
そして、最後の難問である"地理試験"が待っている。
東京都23区でタクシー営業するのに必須の資格。
(23区、三鷹市、武蔵野市)
地理試験は100点中80点で合格。
問題はAとBとCに分かれてる。(2008.2時点)
Aは23区を6分割にしランダムに出題される、交差点や建物を穴埋めをする。
Bは23区を4分割と首都高2分割にしたランダムに出題される、通り名を穴埋めする。(首都高の問題が出るとラッキーである。)
Cは応用問題東京都23区から、ルートを組み立てる問題。
AとBは暗記問題であり、およそ60点取れる。勉強はこのAとBをメインにやる。そして、過去問をひたすら解く。
教習所期間、"約1ヶ月"と言ったのは、この地理試験で差がついてしまう。
各会社も全員が受かる想定はしておらず、何回かは落ちる想定をしている。
さて、落ちたらどうするか??
"再度受けるのである。受かるまで。笑"
地理試験は毎週2回受けられる。
落ちたら再度勉強して試験を受ける。繰り返しだ。
その期間の保証は????と、思うだろう
保証に関しては各会社で少し違うが、だいたいの会社は試験2〜3回まで一日日当計算で保証してくれる。
そして、私のいた会社は5回まで保証してくれた。(大和温泉)
当時、私はペーパードライバー。。。もちろん一発では受からなかった。
"6回受けた"
教習所を終えてから約1ヶ月くらい地理試験の勉強をしていた。結構地理覚えた。
地理受かった時は、壮絶嬉しかったことを今でも覚えている。
"営業所へ"
およそ1ヶ月間教習所で二種免許を無事取得してから、更に1ヶ月自分がこれから働くタクシー会社の営業所に出勤になった。
"ようやくスタートラインに立つ"
営業所1日目
まず朝出勤すると班長が出迎えてくれて、会社のこと営業所のことを説明してもらえる。
自分の配属される班に、あいさつをし、組合や事務所の方々ともあいさつをかわす。
タクシー会社の方々は比較的優しくて気さくな人が多い。
〜つづく〜