ニャン生を振り返り歩く愛猫の散歩※02※
母の部屋に住んでいる、愛猫のキャチャリン。もう15歳、人間でゆうと80歳近いおばあちゃん猫。
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元々が、野良猫のキャチャリン。まぁ、私の家で飼っている猫ちゃんはみんな合わせると、ミケちゃん、テツくん、キャチャリン、うみくん、キャンディ、ちゃちゃまる、タマちゃん。グミくんとゆうテツくんの弟くんもいたけれど、今は隣町に貰われて暮らしている。みんな、元野良で家に通う中で家猫になり、今はみんな手術を終え責任を持って、可愛がっている。
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そんな中で、キャチャリンはいちばんのおばあちゃん。元野良猫のキャチャリンはしばらくは家に居ず、野良として近くのラーメン屋さんのガード下で過ごしていた。ご飯は、朝昼夕と母と私で3年間は配達をしていた。それくらい、外が大好きな子で。
そんなキャチャリンが歳をとり、さすがに外で過ごさせるには心配が絶えず、母の部屋にキャチャリンを連れてきた。それが、去年の冬11月くらいかな?
そして、しばらくは外も寒くて家の中の温かい場所で眠ったりしていたけれど、ここ最近ご飯を食べる量も減り、夜鳴きをするようになり。玄関先で‘お外に出たい‘と母に訴えるようになって。
寝不足気味の母と外に出たいキャチャリン、両方を少しでも改善させなきゃ、と猫用のハーネスを買ってきてお散歩してみた。
ご飯もあんまり食べれないから痩せちゃってるし、お風呂も入らないから決して綺麗とは言えないけれど。
つよい風を受けながらも、ゆっくりゆっくり歩を進めて、キャチャリンが野良時代に暮らしていた場所辺りを、キャチャリンの行きたい方へと歩いていった。まるで、自分のニャン生を振り返りながら、いろんな景色を眺め散歩していた、そんな気がする。
キャチャリンは、どんなことを想いながらゆっくりゆっくり歩いていたんだろう。
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自分から堤防へと繋がる階段を登り、下りていくキャチャリン、
堤防に下りたら、今朝まで降っていた雨の水溜まり。その水溜まりをぴちゃぴちゃと歩きながら、じーっと、何かを聴いてるように、何かを見つめ何かを感じるように景色を眺めていた。
そして、余りにもキャチャリンが強風の中動かなかったので、母に抱っこされて、
抱っこされながらも、いろんな周りの景色を見つめていた。
しばらくは抱っこされていたキャチャリンも、
途中から降りたいにゃ~と。
で、降ろして貰ったキャチャリン。
帰りたくにゃぁい、と肉球を地面に押しつけてたので、
また、抱っこされちゃいましたˊᵕˋ ;
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でも、お家へ帰ったら少し落ちついて、
私の膝の上でほんの少し、眠ってくれました*°
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元野良のキャチャリンは、中々野良魂が抜けきれなくてやっぱりお外は大好きなんだね。今日、一緒にお散歩しながら、それがほんとうにわかったよ。
キャチャリンとの時間も、あともう少しだね。愛鈴もキャチャリンも、ほんとうによくがんばってる。だからお姉ちゃん達も、精一杯がんばるよ。
出来るだけ一緒にいて、出来るだけ楽しくまいにちを過ごそうね˙ᵕ˙*°*°*°