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広沢タダシさん*Live recordings 配信ジャメヴ*

先日の18日は夕方18時より、ツイキャスにて広沢タダシさんのLive recordingsジャメヴを配信でも流してくれました。

*Reading
*ジャメヴ
*マボロシ
*ダウンジャケット
*I love you you like me
*君に会いたくない
*失墜
*悲しみを食べる怪物
*光
*ドリーマー
*Keep on
*流れ星
*あたたかい季節
*太陽と孤独
*マスターキー(アンコール)
*グッバイサンセット(アンコール)

⁂Reading
この曲は本当に、風のような歌。優しく吹いた風がそっとページを捲ってくれる。ギターも心地のいい優しいメロディで、何かに落ち込んで前に進めそうにないそんな日に、この曲を聴くと優しい風が、そんなページをも捲ってくれる‥優しい気持ちに包まれる、そんな曲☺︎
⁂ジャメヴ
アルバムのタイトル曲にもなったこの曲。よく聴くデジャヴは、前にもどこかで見たことあるような、そんな状況の事。ジャメヴはその反対語で、今まで何度も見てきたはずの景色に道を発見する、そんな意味合いの言葉。
広沢さんの歌声とギターに、高井城治さんのギターが重なり、とても素敵でした。


⁂マボロシ
自分の中で大事な人、大事な何かを失った時に、失くなってしまうと今まであった時の時間が逆に夢だったんじゃないかってゆう。現実が今あって、本当にいたのかなってそんな感覚になる。そんな居なくなって初めて感じる、あなたとの日々がマボロシだったんじゃないか‥と想う不思議な感覚。この曲を聴いた人達の中にいる大事な人が、きっと聴いた人達の心の中に懐かしい情景として浮かびあがる。この曲を聴いて私も空を見上げました。いい曲。
⁂ダウンジャケット
曲が始まり、照明も赤いネオンへと変わり。広沢さんのギターと重なる城治さんの奏でるペダルスチールの音色が本当に美しくて。なんだろう、彗星の尾っぽにつかまっての時にもあのロマンチックな世界観に連れていってくれた。ダウンジャケットの曲の中包みこむ、ペダルスチールの音色の響きも又、ロマンチックな世界へと誘ってくれた気がしました。
⁂I love you you like me
ギターではなく、この曲ではオートハープの優しい琴のようなハープの音色に包まれる。自分が想う好きの気持ちと相手が自分を想う気持ちの温度感が違ったりするとうまく噛み合わなかったり。そんな切ないけれども愛おしさに包まれたこの曲を、広沢さんのオートハープと城治さんのペダルスチールの演奏で聴けて‥音楽波に揺られるように癒されました。
⁂君に会いたくない
今までで一番つよく抱き合った、悲しい夜。君に会いたくない、その想いの奥の方で‘僕を幸せにする君‘を知っている。‘支配する君に会いたくない‘けど、‘君は僕を幸せにするから‘、だから会いたくないんだ、と‥曲の終わりでふわりふわりと温かな気持ちに包まれる。会いたくないの理由が幸せにしてくれるから、なんて不思議だけれどなんて温かな表現なんだろう。城治さんとのセッションも素敵でした☺︎
⁂ジャメヴのアルバムとは‥
もう10年以上も前のアルバムで、その当時レーベルを移籍したりいろんな人と仕事をして、1番スランプな時期だった。声もうまく出ないし、プライベートでもいろんな事が重なったりして‥元気のつもりだったけれど沈んでいたんですね。10周年が目前のタイミングやったから、何か作品を残したいなぁと想って。曲作ったら切なめの曲が自然に沢山出来て。こんな暗いアルバムを誰が買うねん、と想いながら自分から出てきたものとしてリリースして。評判とか上がらへんかなぁと想いながらいたら、ファンの方達+アーティストの先輩達、佐藤竹善さんがブログで取り上げてくれたりラジオで流してくれたり、SING LIKE TALKINGの周りの皆さんが凄いいいね!って言ってくれたり、馬場俊英さんが拾ってくれたり、KANさんはエッセイを気に入って読んでくれたり。そこで、このアルバムを出して良かったんやなぁって想えて。こうゆう時期があってこの作品が生まれたってゆうのも何か一つの意味があるのかなぁって想います。
⁂失墜
画家のマルクシャガールの‘イカルスの墜落‘のイメージのもと作られた曲。大好きな奥さんを早くに亡くし、ここからは自分1人で生きていかないといけないと想い飛び立つんですが羽がロウで出来てる為に、高く飛ぶと羽が溶けて落ちてしまう。お嫁さんなしで行くぞっと想っても、やっぱり元奥さんのところに落ちていってしまう、とゆう。この曲は母も大好きな曲なので、私も何度も聴く度に、喪失の曲だけれどこんなにも優しくきみの胸に落ちてゆく‥の歌詞に情景が浮かびそれ程に大好きだった人を失くした悲しみの中にいるんだって事がわかって。喪失の曲だけど温かく優しいメロディに包まれていて、私も大好きな曲になりました。
⁂悲しみを食べる怪物
どこかに美味しい涙はないか、と悲しみを探している怪物。怪物って聴くと怖いイメージでしたが、この曲の中では何処となく違う気がしていて。愉快なメロディの魔法に包まれるように展開していくストーリーを聴きながら、悲しくて涙を流している人を見つけては寄り添うように涙を食べてゆく‥聴く人によって捉え方は違うと想いますが、私の中ではどこか優しい怪物のような気がして聴いています。城治さんとの楽しいセッションも最高でした☺︎
⁂光
東日本大震災直後に作られたこの曲。悲しみの切れ間から、諦めるように光は溢れるのだろうか‥悲しみの隙き間から、解けるように光は溢れるのだろうか‥空が泣いてる。みんなが同じ景色を目の当たりにしたあの瞬間、尊いいのちが奪われました。この曲を聴く度、もしかしたら今も空が泣いてる景色を見ている人がいるのかもしれない、と感じ、忘れちゃいけない出来事だとそう想います‥。広沢さんの歌声で厚い雲を貫いて光が溢れてほしい、と願ってやみません。いい曲。
⁂ドリーマー
みんなの胸に宿っている‘夢‘。叶うと信じている夢、その中で時に愛する人を傷つけてしまう瞬間もある、そんな時は胸が痛む音がする。一歩ずつ一歩ずつ夢へと登ってゆくしかない、そんな世界の不思議。愛する人を想う心、夢と愛の狭間の中で夢を歌う、そんな優しいラブソングでもあり夢の歌。
⁂Keep on
バリトンギターとゆう大きなギター、6弦なんだけれど3弦と4弦が複弦になっていて高い音がする弦が張ってあって。ギターと違うのは、ミEがシBになっていて2音半くらい低いってゆう‥そんなバリトンギターを持っていきレコーディングしたとゆうこの曲。私はギター詳しくないんですが、バリトンギターのチューニングに合わせ演奏してくれたKeep onを聴きながら、いつもとは違うギターの響きが心地よくて、城治さんのペダルスチールの音色とも重なりとても素敵でした。
⁂流れ星
僕らはみんな流れ星だ。‘嬉しいことも悲しいことも、いつかその全てが思い出になる‘、の歌詞。‘大事なのは見えなくなる最後まで、手を振ること‘、儚い夢のように通り過ぎてゆく流れ星‥通りすがりの流れ星は消えてしまう前に愛さなきゃいけない‥僕らを流れ星に例えて流れていくこの曲を聴く度、優しい気持ちになれます。中々見る事の出来ない流れ星、みんながそんな星のひとつなのだと考えただけで、この曲もロマンチックな曲だなぁ‥と想います。
⁂あたたかい季節
寒い冬の日、風は凍える程冷たいけれど白い息を吐きながら、あなたといつもより寄り添える。冷たい木枯らしが吹いて離れてしまいそうな時も、それは2人をつよくしてくれる。いい曲ですよね。冷たい風は吹くけど、あなたと寄り添える温もりはあたたかい。広沢さんの曲は本当に、ロマンチックな曲が沢山あって、こんな曲作れるようになりたい、といつも想います‥。
⁂太陽と孤独
短い曲の中に詰め込まれた、何処か不思議なベールに包まれた曲。歌詞のひとつひとつに想像を膨らませてみる。太陽が孤独をかりそめに連れ去ってしまうから‥かりそめは一時的に、一瞬の意味。太陽が孤独を一時的に連れ去っていかないように、夜が明ける前に眠ろう。さよならが来る前に砕いてしまおう。世界が終わる前に夢見てしまおう。白んでゆく空に昇ってゆく太陽、太陽だって孤独を抱えているとしたなら、夜が明ける前に少しでも心と体を休めて、さよならとゆう悲しみに太陽が染まる前にそんな悲しみを砕いてしまって、世界が終わる前に沢山の夢を見られるように。優しいメロディに包まれて、すーっと心に溶けてゆくそんな曲。
⁂マスターキー(アンコール)
女性に多く起こりがちなヒステリー。広沢さんが何度この歌で教えてくれていても、直らない私の悪い癖。決まった場所に仕舞えばいい、そう教わりポケットの沢山ついたリュックを買ったのに、いつももう一つ手に下げるトートバッグに入れてしまう。そのトートバッグも鍵を仕舞えるようにポケットが沢山付いているのに、何故か沢山の物で溢れたバッグの海へと放り込んでしまう‥本当に悪い癖だなぁと想う。いつもドアの前、鍵はどこ〜‥って探す風景、客観的に見て、そろそろ直したい癖です。探す度にこの曲が心をエンドレスリピートします‥。

⁂グッバイサンセット(アンコール)
アルバム‘真夜中の散歩‘より。アンコールに相応しい、リズム感ある曲調できっと、会場のみんなも本当は一緒に声を出して歌いたかっただろうなぁ、と想いましたが、そんな中でもきっと拍手しながら心の中ではみんなが歌っていたんだろうなぁ✨とそう想います☺︎曲の終わりのグッバイサンセット〜🎶の合間でハローサンライズ〜🎶と歌った広沢さん、夜明けを願う想いが込められている気がして聴いていて嬉しくなりました☺︎城治さんとのギターのセッションも素晴らしく、格好良かったです。


そうして、高井城治さんからの告知も☺︎
3月20日に配信リリースされた楽曲『Carry On』『Someday』約一年振りの新曲!だそうです✨私はまだ城治さんのInstagram毎日投稿聴けていないのですが、もうすぐで365回目の投稿を迎える!との事で観てみたいなぁ✨と想います。毎日投稿を続けられる人、本当に尊敬します。配信リリースされた曲はこちらから☺︎

https://mora.jp/artist/1213931/
本当に、素晴らしいLiverecordingsジャメヴの世界を配信を通して共に楽しめて、本当に幸せな時間でした。感謝しています。
そんな素敵な特別な思い入れが詰まったアルバム‘ジャメヴ‘。こちらから購入頂けますので、ぜひ☺︎✨

https://hirosawa.theshop.jp/categories/2370309
次回のLive recordingsは、アルバム真夜中の散歩。京都のSOLE CAFEから配信でも流してくれます。配信、楽しみにしています☺︎

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