見出し画像

研修を企画する際の2つの考え方

研修を企画する際の考え方はどんなものがあるのか?
私の中では2パターンありました。

①逆算型
・・・あるべき姿に対し、足りないことにアプローチ
(例:入社○年目研修、役職研修 など)

②足し算型
・・・今ある課題に対しアプローチ
(例:業務研修、知識研修 など)

課題に対し、こんな研修しましょう!
と、決裁者に提案をすると②は比較的案が通りやすいが、
①はgoサインが出ることがほぼ0.....

育成に興味がないんだ、と心が折れかけた時期もありました。


練ってねって出た答えが、
①に関してはあるべき姿が明確になってないから、
具体的に研修で得られるものがイメージしてもらえないのではないか?
と考えはじめました。

②の足し算型は今足りない課題が明確なので(もしくは今困っている)ので、
得たいものが明確であり
緊急度は高い
→合意形成しやすい


①の逆算型は、何が研修で得れるのかがイメージしにくく、
得たいものが不明確
緊急度は低い
→合意形成しにくい


研修の種類によって、進め方が違う

①が必要と考えられるならば、
目指す姿像をつくること、意識をすり合わせることが重要。
目指す姿像をつくることは、何度も何度もコミュニケーションを取る時間や手間は必要があるが
共通認識をもてることで、企画もやりやすいし、
マネージャー同士共通認識ができるため、今後の組織運営にもつながる。

マネージャーもマネジメントは答え合わせができないから不安な日々。
最初乗り気がないマネージャーも一つのモデルケースができることで、図る指標をもってマネジメントができるため、
作っていくうちに、乗り気になっていく、そんな経験でした。

いいなと思ったら応援しよう!